2009年08月26日

締め切りあと5日です 

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30年後の未来 絵画コンクール、
ご応募いただいている絵は、現在、コモンズのオフィスに貼り出しています。

オフィスにいらっしゃるお客さまが皆さん、注目してくれていますよ。

〆切まであと5日ありますので、
ぜひ小学6年生以下のお子さま、お孫さまがいらっしゃる方は、
応募してみてください。

詳しくは、コチラ
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2009年08月25日

東京エレクトロンさんをお招きします

今週木曜日、8/27に、新丸ビル21cクラブにて、
東京エレクトロンさんをお招きして、
投資先企業とお客さまとコモンズの対話会をします。

コモンズ投信による公開取材のような形式をとり、
その後、ご参加いただいた方も交えて、質疑応答やディスカッションをしたいと思っています。

東京エレクトロンは、ご存じないかたもいらっしゃるかもしれませんが、世界的な半導体製造装置メーカーです。
いわゆる半導体チップを作るための装置を作る会社。

もともとは商社出自の異色経歴。
商社からどういうふうに世界的なメーカーへ成長していったのか、
その強さの秘密を探ってみましょう!

まだ席に若干余裕がありますので、ぜひご参加ください。
お申込みはコチラから。

PS.8/30(日)には、名古屋でコモンズ会長の渋澤健がコモンズ30塾を開催します。中部地区のかたは、投票に行ったあとにぜひお立ち寄りください。ランチ付きです。
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選挙にも投資にも興味ないかたへ 選挙も投資も「美人投票」では面白くない!

日経ビジネスオンラインでの連載「インサイターになろう」に、もう一度書きました。

選挙も投資も「美人投票」では面白くない! (クリッククリック!)

「美人投票」は普通のミスコンじゃないですよ!
これで、選挙も投資も、おもろく身近になってもらえれば・・。
「株なんて!」って言っている人が、なぜ株式会社に勤めているんだ!?

選挙と投資のアナロジー(類比)で、色々見えてくることがあり、いくつかの通説が疑わしいこと、それから、こんな方法をとるといいんじゃないか?なんていう提案も入れさせてもらいました。

1. 株式市場の取引が企業の応援となる理由
2. 「選択と集中」は常に正しいのか?
3. 株式ではなく、土地・住宅でリスクを取る日本人
4. 労働者であり、資本家であれ
5. 「群衆の叡智」で限界を突破しよう

しかし、公職選挙法ってのはとんでもない規制ですね。
公示期間中だったため、色々制約があり、登場人物や政策など、全然思うように書けなかった!本来、オープンな議論こそ必要なのに!
コンプライアンス不況と全く同じ構図。やり過ぎで逆効果。
変えるべし、ですよ。

合わせて、先週書いた
「婚活vs恋愛」で考える投資学
もどうぞ!

2009年08月18日

酒井法子とガバナンスと監査報酬

のりピーの一件は、ショックですね。
実は、昨日紹介した「『婚活vs恋愛』で考える投資学」の原稿の最後は、当初、「酒井法子さんも矢田亜希子さんも、旦那さんがおクスリで逮捕されるなんて同情を禁じえませんが、パートナーが道を外れないように見ていてあげることも必要だったのでしょう。それこそがガバナンスです。」なんていう原稿になっていたわけですが、急転直下。押尾学のほうは何だかヤバいことになってバックにはニュースも流せないほどムニャムニャ‥、のりピーのほうはご自身が使用していたというわけで、原稿を書き変える羽目に。

のりピー、最近目が落ちくぼんできたなー、さすがののりピーもトシなのかなーなんて思っていたのですが、そういうことだったんですね。
しかし、なんだろうなー、責める気持ちよりも、同情の念を禁じえません。イキがって手を出したというより、それ以外幸せを見つける方法を知らなかったのかな、という痛々しさというか。悪いことには間違いないんですが。

「進化しすぎた脳」「単純な脳、複雑な『私』」などを書いた、今売れっ子の脳科学者である池谷裕二さんの記事を読みましたが、人は快感を腹側被蓋野(テグメンタ)と呼ばれる脳部位で感じるそうです。
ある基準に対して、それ以上の刺激が来ると、テグメンタが活性化して快感を感じます。しかしすぐに刺激に順応して反応率が低下してしまうという特徴があります。
同じ摂取量では快感を得られなくなるのです。
ようするに、一旦手を出すと、どんどん量を増やしていかないと満足できないので、確実に地獄行きが待っているというわけです。
何が恐ろしいって、ダイエット薬とかいって最初無料で配る輩がいるらしいということですね。

ちなみに、池谷さんによると、お金もこのテグメンタを刺激するらしいです。
稼ぐこと自体に快感を感じると、際限がなくなる、というわけです。
社会に価値を提供したご褒美としてのリターンは存分に得てもいいと思いますが、金稼ぎが目的になると・・
道を踏み外した形で稼がないように、ガバナンスが必要ですね。
人間そんなに強くないなら、強くなくても道を外さない体制を整えておくべきってことですね。

こんなとき、いつも思い出すのが、企業から監査報酬をもらってその企業を監査する体制・・。
(SECみたいな第3者あるいは、市場自体が企業からあらかじめみかじめ料をとって、そこが監査法人に報酬を払えばいいと思うのですが)

要は、「仕組みは性悪説で作っとけ」ってことですね。
タグ:金融

2009年08月17日

「婚活vs恋愛」の投資学 牟田直弘が日経ビジネスonlineに登場です

日経ビジネスonlineでの連載「インサイターになろう!〜会社がわかる、社会がかわる」に、僕のコラムが登場です。

題して、「婚活vs恋愛」で考える投資学 (クリッククリック!)

全くふざけていません。データも入れた、かなり本質論です。
以下、見出し。

「『婚活vs恋愛』で考える投資学」

1.短期投資は恋人、長期投資は結婚相手
   恭子さんの場合、美香さんの場合
   法人の性格は、企業文化に表れる
2.恋愛体質な日本の株式市場
3.恋愛と結婚、どちらが実り多い?
4.結婚相手が秘密主義では・・・


恋愛VS婚活で投資を考え、映画ネタあり、クスリネタあり、(あ、編集されちゃったんだ)、長期投資と短期投資の投資リターン対決あり、などなど、「楽しみながら役立つコラム」を目指したつもりです。
おもしろかったら、ぜひお知り合いにご紹介ください。

全部読めますか?ページ一番下のフィードバックもお願いします。
少なくとも最初の数ページ見られると思います。
無料なのでぜひ登録して(ギメイニックネームでも大丈夫・・日経さんすみません)全部読んで、フィードバック投票をお願いします。

あ、くれぐれも念を押しておきますが、僕の恋愛観、結婚観は別ですので。
僕のはコチラとかコチラ参照。
ま、つまり、心が揺さぶられるか、に尽きるのじゃないかと思ってるんですね。


ちなみに、コラムは来週月曜も書きますので、乞うご期待!

2009年08月08日

自然によるトレーサビリティー

先日、福井に行ったとき、農薬を極力使わずにお米を作っている農家を見学させてもらいました。
この農家のかた、このエリアの6-7割の作付面積を一手に背負っています。
当初は、農薬の専門家のような人だったのですが、これではいかんと、農薬を使わず、かつ直販の農業を始められました。
最初随分抵抗にあわれたようですが、お米が美味しいこと、生き物が復活したことで、農地を持っていた地主さんが、次第にここの農家にお願いするようになり、今ではたいへんな作付面積を誇るようになったのです。

夜はこの田んぼにホタルを見に行きました。
今回は平家ボタル。
源氏はカワニナを食べるから小川に生息、ちょっと時期が平家より早いんですね。
平家はタニシを食べるから田圃に生息、源氏よりちょっと時期が遅い。
源氏のほうがでかく、羽が大きいぶん、光の動きが速い。
平家のほうが小さく、淡い光がフワフワという感じ。
成虫になって5日しか生きない儚さ。(儚いと思っているのは人間だけか)
農薬を使っていた時は一切見られなかったそうです。
農薬をやめて、5-6年してから、ホタルが現れるようになったそうです。

農薬を使うのは、主にカメムシの被害を防ぐため。
カメムシがつくと、お米が黒くなる。
皆さんも黒い米粒が混ざっているところ、見たことありますよね?
あれ、人体には何の影響もないんです。
ただ、見た目が悪いだけ。
そのために農薬を使うのです。
この農家では、黒い米粒を取り除くのに、高価な専用設備を導入しています。

案内してくれたこの農家のかたが「生き物によるトレーサビリティ」という言葉を使っていました。
誰が作っているか、人工的にトレースするトレーサビリティじゃなく、ホタルが生きられるほどの安全な環境で作っている米。

自然によるトレーサビリティ。
タグ:
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古民家旅館 綾部吉水

デジカメ整理していたら出てきました。
先日の京都セミナーの後に宿泊したのが、綾部吉水。
(京都セミナーのみなさま、元気ですか?楽しかったですね。)

綾部吉水は、古民家を買いとって旅館にしたところで、かやぶき屋根に囲炉裏という、和のDNAを思いっきりくすぐられる風情。

中川女将は、京都円山公園にあった日本家屋の、桜が咲き誇る佇まいに一目ぼれし、50歳を過ぎてから旅館業を始めてしまった「勢いの人」。
コモンズのお客さまに女将をご紹介いただき、銀座の吉水でセミナーをさせてもらいました。銀座なのに、そこだけ時間の流れが違います。ミシュランです。ホントです。お客の7割が外国人。

綾部は、また一味趣が違う素晴らしさ。
基本的にこの旅館、食事の準備は自分たちでやるのですが(料理を作ってくださるかたはいます)、僕は夜着いたので食事準備は回避(笑)、着いた早々に薪で沸かしていただいた風呂にザブン。
お湯がやわらかいので、体がゆるゆるにリラックス。
その後、でかい囲炉裏を囲んで、近辺で採れた無農薬野菜に猪と鹿のバーベキュー。
野菜の味は濃いし、肉は柔らかいし、新鮮なので変な脂っこさもないし。
汁物もほとんど味付けをせず、素材の味を存分に生かした感じ。
刺々した味付けは一切なし、余計な角がとれて本質が姿を現した感じです。
果物も、近所のうちからいただいたもので、これがまた最高に甘い。

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なんだろう、食べ物が元気なんですね。
宮崎もそうですが、食べ物のエネルギーを感じるわけです。

それになんといっても、囲炉裏を囲んでいろんな話をしながら、ってのがいいですね。
僕は田舎者なんですが、かやぶき&囲炉裏という場が作る空気感は、やはり違いましたね。

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こういう風情が好きで、命の洗濯、生命力の復活をしたい方は、ぜひ訪れてみてください。
庭では、ヘビもムカデも元気でした。
posted by nao at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月07日

おとなの文化祭

こういう生き方、あると思います。

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作っている人たちは、フランスの世界的アートパフォーマンス劇団「ラ・マシン」。
大人の文化祭だよ、これは。
これでメシ食っているなんて、素晴らしい。
僕らは、ホントは、おとなの文化祭のように、仕事するべきなんだ。
楽しそうにしていない大人なんて魅力ない。
それに、子どもはあなたの顔を見て将来を描くんだよ。

「おとなの文化祭」ってタイトルで何かやりたいなぁ。
あなたにとっての、おとなの文化祭は、何ですか?


そういや、お台場のガンダム見に行かなきゃな

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書評:ナシーム・ニコラス・タレブ「まぐれ 投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか」

3年前に、「金融オプションを売るのはバカ者のすることではないのか?」というエントリを書いた。
エッセンスは、オプションの値付けは間違った分布を仮定しているので、オプションを買い続ければ長期的に勝てる、ということ。

で、驚いたことに、いたのだ。実際にそれでファンドを運営している人が。
それが、本著を書いたナシーム・ニコラス・タレブ氏。
それに気づいたのは、読み終わり近く、本著の最後の最後の、しかも訳者あとがきに書かれてあった。
(現在売れまくっているらしい「ブラック・スワン」を書いた同じ人。)


で、本著の内容。これまた僕の考えにかなり近い。

この人のメッセージは、単純。市場の日々の動きはノイズだ、ということ。

マーケットというのは、簡単に例えると、10年に一度の大波とその間の凪(なぎ)で作られている。
ほとんどの市場参加者が凪で飯を食っている。

僕は、一時期、株式ストラテジストとして、お偉いさんとチームを組んでいたことがある。
そのとき、横から部長が「お前は、○○さんのために日々刻々のニュースを追わなければならない。」
とんでもない、そんなものノイズでしかない。
僕からすると、ゴミあさりをしろ、と言われたに等しい。
だから断った。
日々のニュースを逐一追うことに僕の強みはないこと、そもそもノイズであって、そんなことをしたら本質を見失うこと、を述べて、「やりません」と断った。
幸い、そのおえらいさんのほうは、柔軟で頭の良い人だったので、分かってもらえた。

僕が前職を辞めた理由はいくつかあるが、一つがこのノイズだ。
マーケットのノイズの説明を日々求められるような仕事に飽き飽きして、時間の無駄だと思うようになったから。本来、証券アナリストが提供するべき価値とは違うと感じたから。いやそれよりも、「僕」が提供するべき価値とは違うと感じたから。
こういうのは、ノイズだと気付かずに、したり顔で説明したがる輩にやらせておけばいい。
僕は実を取りたい、実際に役に立つ仕事がしたいと思ったのだ。

悔しいのは、ノイズをノイズとさえ認識していない「プロ」に騙される人があまりに多いこと。
こういう心情は、この著者と全く共有している。
著者の矛先は、主にジャーナリストに向かっているが。

なぜ、マーケット参加者でぼろ儲けしていた人が、突然吹っ飛ぶと思いますか?
彼らは、凪のときにリスクを取って儲かっている。リスクを取り過ぎていることに気付かず、自分がスーパーマンのように勘違いしているのだ。ひとたび大波がきたら、取り過ぎたリスクによって、飲み込まれてしまうのだ。

動物のメスは、他の条件が同じなら、健康な若いオスよりも健康で年寄のオスを交尾の相手に選ぶ傾向がある。長く生きてきたということは、その間に起きた突然の変化に対して高い抵抗力を持っている可能性が高いのだ。

凪でまともに儲けることが、いかに難しいかの例。
正規分布で、年率で期待リターン15%、ボラティリティ10%の市場を仮定する。
(本当は株式市場は正規分布ではないが、ここでの議論の本質とは関係ないので)。
このとき、任意の1年間で儲かる確率は93%、1四半期だと77%、1か月だと67%、1日だと54%、1時間だと51.3%、1分だと50.17%、1秒だと50.02%‥
年率期待リターン15%という長期で上昇トレンドを持つ相場でも、時間が短期であるほど、ランダム性が増すのだ。
デイトレ?やめときなさいって。

凪の時期は悪貨が良貨を駆逐する。ノイズで食ってる人のほうが、リスクを取り過ぎていることに気付かない分、凪のときには儲かるから。そして、上のマネジメント層がバカなので、儲かっているやつが偉いと勘違いするから。
ネガティブ変異という言葉がある。繁殖適応度が前の世代よりも劣っているのに生き残っていく特性だ。そして大概、数世代以上は生き延びられない。この言葉を金融マネジメント層は知ったほうがいい。

筆者のたとえで言うと、「サルを無限大匹集めると、イーリアスを正確に書く猿が1匹は出る。そのサルは次にオデュッセイアを書けるか?」となる。
切れ味鋭すぎ。
僕は、特に株式市場は完全ランダムとは思っていないので、この喩えはやり過ぎだと思うが、でもかなり本質を突いていると思う。

他にも、確率論や統計データのサンプルの誤りなど、同意同意!な話が満載に登場する。
そういうえば、サンプルの誤謬は、コレにも登場したな。

突然ですが、以下の問いに挑戦してください。
不正解だった場合、本著を手にとって、その舌鋒鋭い言説を堪能されることをおススメします。

問題:人口1000人のうち1人罹る病気があります。ある検査では、5%の確率で誤ってこの病気の偽の陽性反応が出ます。いま、ある被験者を検査したところ、陽性でした。
果たして、この被験者がこの病気に罹患している確率は?

5%しか偽陽性反応が出ないなら、95%罹っているじゃないの?と答えた方、不正解。

答えは約2%。ええ、2%しかありません。


理由は、陽性反応が出て、かつ罹患している、という条件付き確率を求めなければならないから。
ここに1000人いたとすると、陽性反応が出るのは何人?
本当に罹っているのが1人。
罹っていないのに偽の陽性反応が出るのが50人。
つまり、陽性反応のうち本当に罹っているのは、1/51で約2%。

へーへーへー、と思った方は、本著をぜひ。
ちなみに、同じような例が、認知バイアスとしてコチラにも登場しますので、20へーのかたは合わせてどうぞ。


タグ:金融 経済

2009年08月06日

ヒロシマに行け ターミネーター4、トランスフォーマー

どっちも楽しめました。映像すごかった。
特に、ターミネーターは、シリーズ中一番だったかも。
トランスフォーマーは、さすがに1作目のインパクトには及ばなかったかも知れないけれど。

しかし、どっちの映画からも感じることですが、製作者は「核」の恐ろしさを過小評価してませんかね?
核はそのパワーもさることながら、被爆症状の悲惨さと苦痛、そして後遺症も怖いのですが、どうもおわかりでないような・・
高濃度の放射能反応がでるロボットと一緒にいられないって。
(鉄腕アトムも原子力パワーなんですがね。そういや、「PLUTO」はついに最終巻。)

とにかく、彼らには、広島に一度行かれることをおススメしたいです。

広島、特に原爆ドームのエリアは、独特の雰囲気がありますね。
僕が数年前に行った時は、「こんな日だったのかな」という晴れた日差しの強い日でした。

原爆資料館に行った印象は、「まともな資料が少なすぎる。報道規制・隠ぺい行為があったのは間違いないな」というものです。
でも、被爆者たちによる絵や文、「はだしのゲン」のようなマンガもあるんで、映画の製作者だけでなく、日本人なら知っておくべき。
そういや、中学生のとき「The day after」という核の映画を観た後、熱を出して眠れなかったのを思い出しました。
チェルノブイリ事故のとき、宮崎でも通常を超える放射線反応があり、「この雨は大丈夫なのかな?」と思ったことを思い出しました。
「チェルノブイリの少年たち」というドキュメンタリー小説を読んで涙したのを思い出しました。

オバマさんも格好いい発言評価できますが、ヒロシマ・ナガサキに行ったことあるのかな?
本気ならスミソニアン博物館で何かアクションを起こしてほしいですね。
核保有国の指導者は、指導者に就いたら行ってほしいし、国連のトップも、トップに就いたら行ってほしい。

夏の甲子園は、開始日が遅くなったんですね。
毎年8月6日と9日、試合を中断して黙祷する姿、そしてそれが全国中継される姿は、世代を超えてこの経験を引き継いでいく意味でとても重要な意味を持っていたと思うのですが、僕だけ?

映画評とは関係ない話になっちゃいましたね。




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2009年08月04日

血迷う脳 書評:マッテオ・モッテルリーニ「経済は感情で動く〜はじめての行動経済学」&「世界は感情で動く〜行動経済学からみる脳のトラップ」

行動経済学は、従来の経済学が前提としてきたホモ・エコノミクスに対するアンチテーゼとして登場した。
ホモ・エコノミクスとは、人間を「経済的利益を最大化するエージェント」として捉えること。そうすると、数学的モデルが立てやすい、というメリットがある。
行動経済学が主張するのは、「人間は経済的利益を極大化するような合理的な存在でない、結構非合理な存在だ、しかも、その非合理に規則性が見られるよ」ということだ。

確かに人間は「経済的」利益は極大化しないが、お金で測れないものも含めて「利益」と考えると、やはり利益を極大化する存在だと思う。
また、個々人レベルでは、ときおり合理的でない行動もとるが、集合体としてのマクロでみると、経済的にもかなり合理的なのではないかと思う。

というわけで、行動経済学は、従来の経済学へのアンチテーゼとしては、やや過剰にもてはやされている感じが、僕はしている。

とはいえ、「脳の非合理性には規則性がある」というのは、すごい発見だと思う。脳はこういうトラップにひっかかるのだ、ということを実際の実験やテストで提示してくれるだけでも、理屈抜きでおもしろい(ちなみに、僕は天邪鬼だから、こうした実験にあまり引っかからないけど)。しかし、それ以上に、こうした非合理の規則性を理解していると、マーケティングや政策上のインセンティブ設計にかなり活かせるはずなのだ。

例えば、価格のアンカー効果(高いものを混ぜると、それに引っぱられて平均売価が上がる)なんて、典型的な価格戦略だ。
お客さんのためを思って種類を増やしたのに、逆に売上が落ちた、なんてことを避けられるかもしれない。

あるいは、こうした脳のトラップを知っていることで、逆に「ひっかからない」ように注意することもできる。
先日書いた「ハロー効果」は、まさに認知バイアスのひとつだ。


人間の脳は、時間をかけて合理的に決定に結びつくルートと、時間を節約して即決する、そのかわりに合理をやや犠牲にするルートと、2つのルートを持っている。
行動経済学は、とどのつまり、この後者、「時間の節約のために、ときおり合理を犠牲にしてしまう」ときにハマるトラップを扱ったものと言っていい。
ようは、「血迷った脳」学。

こうした仕組みを知れば、この2つのルートをうまくコントロールできるかもしれない。
つまり、行動経済学を知ることは、篇頭体が生み出す結論のスピードと、前頭前野皮質が生み出す合理を、いいとこどりしようという試みなわけだ。

でも、もしかしたら篇頭体はコントロール不能であるがためにスピードが出るのかな?
そこは本著を読んだ後に、ご自身で「実験」してみてください。




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第2回 学生さんビジネス・コンテスト説明会

ココで詳細紹介した、コモンズ投信の学生さんビジネスコンテスト。
第2回目の説明会を開きました。
夏休み中なのに、多数集まっていただいて、嬉しい限りです。
主催の学生さんたちも、素晴らしい活躍ぶりです。
彼ら彼女らを見たら、「今の若者は・・」なんて言うおじちゃん、おばちゃんたちは、口をつぐむはず。

もちろん、コモンズ投信としては、ぐっとくるアイデアを期待しているのですが、同時に、彼ら彼女らに思いっきり楽しんでほしいですね。

チャレンジャー、まだまだ募集中です。

今回は、日経マネーの記者さんにもお越しいただきました。
ありがとうございます。
学生さんたちの活躍を、ぜひウォッチしてください!
記者さんのお口添えのおかげで、TVのかたもご興味持っていただいたようで、感謝感謝です。

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posted by nao at 11:14| Comment(0) | TrackBack(0) | コモンズ投信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長谷川穂積の見ている世界 と、ちなみに書評「がんばれ元気」

僕は小さいときに「がんばれ元気」を読んで以来、ボクシングが大好きだ。
大学時代、自分でもちょっとやっていた時期がある。
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2009年08月03日

後光に目が眩むかたへ 書評:フィル・ローゼンツワイグ「なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想」

先日ここに「ビジョナリー・カンパニー」は結論の導き方が論理学的におかしくないか?と書いた。
と、偶然、「ビジョナリーカンパニー」を別の観点から否定する本を発見、思わず一気読み。

この本、ベストセラーのビジネス書や経営分析を信じている人は、必ず目を通すべし。
「エクセレント・カンパニー」や「ビジョナリー・カンパニー」の信奉者は特に必読。

本著の指摘は、僕が長年抱いてきた感覚とかなりリンクする。
その感覚とは、「かなりの経営分析記事やアナリスト・レポートは、統計学の基本を無視している、理由は後付け、結論の導出が論理学的に間違えている。短期的な評価が多いので、すぐにその評価が覆される」というもの。

その理由を、「ハロー効果」を中心に論じたのが本著。

ハロー haloとは、後光のこと。
ハロー効果とは、ある対象の評価をするときに、顕著な特徴に引きずられて他の特徴への評価が歪められること。
悪人でも後光を背負えば善人に見える、ってことだ。

例えば、9.11テロの後、ブッシュ政権の「経済政策」への支持率までが上昇した。
テロと経済政策は直接関係ないのに。
イラク政策への支持が揺らぎ、ブッシュの支持率が低下したが、すべての評価項目で低下した。経済政策も。

ビジネス書や経営記事にも同じことが起こる。
企業が調子のよい時には、経営者は絶賛され、企業文化も顧客志向も多角化も買収も何もかも、優良企業の理由として挙げられる。
ひとたび、調子が悪くなると、掌を返したように、経営者が原因とされ、企業文化が批判され顧客志向でないと評価され、コア事業から外れたと非難され、買収は失敗だったとされ、優良企業でなかった理由が挙げられる。
おいおい、同じ理由が優良企業の根拠になっていなかったか?

アンケートを基本とした調査も、このハロー効果の餌食にかかっているため、信頼できない。それがいくら大規模で権威のある調査だったとしても。

他にも、因果関係が逆になっていたり(例えば、企業の雰囲気がいいから調子がいいのではなくて、調子がいいから雰囲気がいいのだ、等)、因果関係と相関関係を混同していたり、サンプルの取り方に問題があったり。

統計学や論理学から考えたら、信頼性の薄いことが、煌びやかなストーリーのもと、隠れて見えなくなる。

かの「エクセレント・カンパニー」も「ビジョナリー・カンパニー」も、この本の中で斬って落とされる。
僕は、いい経営をするのに、顧客を大事にする、社員の生産性が上がるような環境を整える、などが必要でないとは思わない。
ただ、ハロー効果まみれのサンプルから因果関係を無視して、「これをやれば成功する」というような論理学的に疑問の残る結論の導き方は、本著の指摘するように、やはり否定されるべきだと思う。

ハロー効果に陥らないようにするには、そして、権威を笠に着た分析を頭から信じ込まないためには、後付けの評価を疑ってかかる、サンプルの偏りに注意する、因果関係を一度冷静に考える、長い歴史を把握する、などが必要だと思う。

本著の結論としては、経営にしろ人生の選択にしろ、何かをする、何かをしない、どちらにもリスクがあるということを悟り、そのリスクとリターンを勘案したうえで決定する、そして常に次善策を用意する、ということが重要だと指摘される。
「成功する経営のためには?」という問いに対する答えとしては、本著の主張が弱いのは否定しがたい。
しかし、結局、安直な「勝ちパターン」なんてのはないのだ。
僕が思うに、勝つ確率を上げるには、「負けないようにする」ことが大切だ。
そのためには、「企業価値」という観点から、きちんとコックピットを見ながら操縦すること、そしてなるべく変化に対応できるような柔軟性を保つこと、これしかないと思う。


posted by nao at 12:13| Comment(0) | TrackBack(4) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「30年後の未来」絵画コンクール

コモンズ投信では、小学6年生以下を対象に、30年後の未来or 30年後の自分、というテーマで絵画コンクールをしています。
30年をつくる投信、をうたっているので、30年後の主役が、30年後をどう考えているのかを知り、手触り感を持ってアクションしたいと思っています。

小学6年生以下のお子さまがいるパパ、ママ、お孫さんがいらっしゃるおじいちゃん、おばあちゃんは、ぜひ参加してください。
あるいは周りにそういう方がいらっしゃるなら、ぜひ紹介してください。

いただいたイラストは、コモンズ投信のHPに掲載させていただき、10名様には描いたイラストがプリントされたオリジナル図書カードをプレゼントします。

ぜひご応募ください。
詳細はこちらです。

画像は、渋澤3兄弟によるもの。
一緒に遊んだことがありますが、彼らの元気のよさがよく表れています。

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posted by nao at 11:45| Comment(0) | TrackBack(1) | コモンズ投信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月31日

ただならぬ妖気に淡い恋を思い出す

僕は友人の実家の一軒家を借りているので、マンションのように玄関の前が明るいわけではありません。

一昨日、夜遅く帰宅したのですが、玄関のドアに鍵を差し込もうとした瞬間、気配を感じました。

「何だ・・?」

周りを見回しても誰もいません。

「なんか変だな・・・」

「まさか、ドアの向こうに誰か?」

・・・

息を潜めて、中の様子を感じ取ろうとしましたが、誰か侵入者がいる風でもありません。

「夏の風物詩といえば・・You霊?」

僕は、一度だけ「声」を聞いた経験があります。
一緒にいた友人も聞いたので、僕の空耳アワーではありません。

それまで僕は信じていませんでしたが、この世のものとは思われないその声に、僕らは本当に背筋が凍る思いをしたのです。

「ま、まさか・・・・」


と、思った瞬間!


通りの車のライトに照らされて、、、
足元にただならぬオーラを発した彼の黒い影が、一瞬、輪郭を露わにしたのです。


うおっ!!!
僕の右足が電気が走ったように疼きました。


類稀なるお姿。
まるで現人神のような妖気を放つ影。

これは被写体に納める絶好の機会、逃してはならない!

瞬間、デジカメを取りに中へ突入しました。


というわけで、はい、ご開帳、ドーン。
(心臓の悪い人は、お控えください。)

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もいっちょ、ドーン

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でか!
体だけで12-3cmぐらい?いや、もっと?
足伸ばしたら、どんだけー。

ブラウンを基調に黒のまだら模様を背負ったファッショナブルなお姿。

くっきりとした白黒のサイドラインがまた、彼?彼女?のボディーコンシャスなセンスを感じさせ、存在感をさらに際立たせています。


僕の田舎ならいざ知らず、車通りの多いこの近辺のどこで、こんなに育ったんだろう。
そういや、高校生のとき、理科の実験でカエルの解剖をするのに、友人が巨大な標本を大量に捕獲してきたのを思い出しました。
(あのときは体だけで20cmはあろうかという、とんでもない大物を何匹も抱えてきたので、さすがの僕も腰抜かしました。でかい分、解剖し易かったですが、匂いも超高校級。南無阿弥陀仏・・)

そういや、当時つき合ってたコは元気かなーなんて、淡い思い出に浸りつつ、パチリ。
フラッシュ焚いたら、ビックリしたのか、おててをかわいく挙げて、のそのそと歩き始め。
(華麗なカエル飛びじゃないのかい!?)

安全な場所へ避難させようにも、神に触れるのはあまりに畏れ多く・・
自転車の餌食にならないことを強く強く祈念申し上げて、ドアを閉めさせていただきました。
(家にご訪問いただいても、さらに畏れ多いですし。)


翌朝、恐る恐るドアを開け‥。
神が天に召される?という矛盾なんか目撃したくない…。

事故現場に遭遇しなかったので、どうやら御仁は逃げ切りに成功された模様。
心温まる思いで、朝陽に向かって歩を早めたのでした。

posted by nao at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

上流と下流 〜本石町日記セミナー

本石町日記を書いてらっしゃる人気ブロガーさんに、コモンズ投信の「コモンズ30塾」にゲスト・スピーカーとしてご登場いただきました。
おかげさまで、盛況!
bank.of.japanさん、ご参加いただいた方々、ありがとうございました。

内容はオフレコ、ということでしたので、書けません。(笑)

久々に日銀のBS推移なんか見てしまい、大変勉強になりました。

経済運営という点で、日銀の金融政策、大事ですね!
ただ、川上の日銀から先、価値を生む活動にお金が回る、という川下の役割も大事です。
そうでないと、せっかくの日銀の金融政策も、下流で流れが滞れば実体経済に影響を与えられないので。(日々の資金需給調整は別ですが)

その川下のひとつが、想いを持った良質の投信だと思っています。

その仕組みとして、コモンズ投信が「対話型投信」であることも説明させていただきましたが、どれだけお客さまの心に響かせることができただろう・・
posted by nao at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | コモンズ投信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

経済・マーケットに関する独り言

在庫調整が終了。
でも、米国と欧州で世界のGDPの5割近くありますが、いかがなもんでしょ。
不動産バブルは手ごわいよ?(2008年04月01日「不動産の粘着性」
とはいえ、長ーい目で見た水準は・・


そういや、サブプライム問題は対岸の火事だと言って、金借りて不動産にぶっ込んでると言っていた方は、どうなったのだろう?

タグ:金融

「投信を買う」って変な言葉だな

最近、非常に違和感を感じているのが、「ファンドを購入する」「投資信託を買う」という言葉。
「買う」っていうのは、売る側に同じ額だけ売上が立つ行為なわけだ。
1000円の服を買う、と言ったら、服屋さんに1000円の売上がたつ。

投信の場合は?
投資信託を100万円購入する、と言うけれど、実際には100万円を別口座に移しているだけで、投信会社の売り上げに立つのは年間1万円。
では、1万円で本当に買っているものは?
それは運用代替サービス。

つまり、「買う」のは1万円の運用代替サービスであって、100万円分を購入しているわけではない。

これって、大きな心理的ハードルになっているんではないかと思う。
100万円の商品と1万円のサービスって、購入心理は全然違うでしょ?

正確にいえば、「100万円を別口座に移して、運用代理サービスを1万円で買う」ということ。

銀行預金で安全口座を持ち、投信で成長口座を持つ。
アセット・アロケーションなんて小難しい言葉を使うが、要はそういうこと。


そういや、銀行は「預ける」だし、保険は「入る」なのに、投信は「買う」。
これってなんでだろう?

2009年07月23日

日経ビジネスオンライン「インサイターになろう」第4回

今回は、コモンズ投信の運用調査担当の奥野雄平さん執筆です。

外国人役員をどう評価するか?

外国人役員を入れる意義が、事例も含めてまとめられたいい記事です。
メリットがあるかどうかは、その外国人役員次第であり、他の経営陣が彼・彼女のいいところを認めうまく力を引き出せるか次第なのですが、少なくとも多様な視点を入れようとした柔軟性は評価できるのかな、と僕は思います。