2012年03月26日

昨日の追記:亡くなった後輩の嫁が、メッセージをくれた。

後輩の嫁が、昨日のエントリーを読んで、メッセージをくれた。
(また載せちゃうけどゴメンな。)

「…お葬式のことは何にも気にしないでください。○○は形式にこだわらない人です。先輩もよくご存じだと思います。きっと笑ってますよ。」

わかってる。きっと俺が死んだときもそう思うだろうから。
でも、10年間喉にちょっとだけ引っかかっていた小骨が、すっきり流れる思いがした。
泣けた。ありがとう。(外だったから、人から隠れるのがたいへんだった。笑)

旦那に負けず、素晴らしい女性だ。

そして、このメッセージには、どこにも過去形がなかった。
あいつは、俺以外にも、色んな人の尻を今も蹴っ飛ばしているのだろう。

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2012年03月25日

今日はとてもいい日だった。またアイツに、尻を思いっきり蹴られたのだ。

僕は、日記のように自分の行動を書き残すことが、あまり好きではない。
そんなことに誰が興味を持つのだろう?
僕が何か食ってクソして寝た、なんて情報が、誰かの刺激になるのか?
それはタレントさんの仕事だろう。
だから、このブログも、facebookもtwitterも、自分の行動を書くような日記にはしていない。
自分がふと思ったこと、考えたことを、仕事に支障のない範囲内で晒す、そういうスタンスだ。
(最近、ブログのほうはあまり真面目に書けていないけど。)

でも、今日は日記を書きたくなった。
なぜなら、今日はとてもいい日だったからだ。
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2012年02月25日

本当にやりたいことはどう判断すればいい?

自分の本当にやりたいことは、

もし他人に先にやられたらすっげー悔しいと思うこと。


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コップに半分入った水をどう見る?

「コップに半分水が入っている状態を、もう半分しか入ってないととるタイプか、まだ半分残ってるととるタイプか」って話がある。

どっちがいいって話じゃなくて、両方、それが活きる分野に必要。

だけど僕は、真上から見ると満杯に見えんじゃね!?とか、満杯にする方法あみだそうぜ!とか、上半分切ったら満杯じゃん!みたいに考えたいのだ。



そういうタイプの人と何かしたいって方は、ぜひご一報を!
(新卒採用ではなく、あくまでパートナーかお客さまで。)
https://naohiro-muta.dreama.jp/5/1/

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2012年01月05日

図らずもFinancial Times紙に顔バレで掲載されるという事件発生

全然知らなかったのですが、年末の英国FTに僕の写真が載せられていたようです。
先日、スリランカ・インベストメント・セミナーに出席したのですが、向こうのファンドマネジャーと話をしているときに、いつの間にか盗撮されたようです。笑
http://www.ft.lk/wp-content/uploads/2011/12/DFT-10-11.jpg
左段4段目。
ワロスwww

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2012年01月04日

Jobsは究極のSであり、それが成功の要因だったのだ

ふと目にしたこの記事。
「再起動、再起動、再起動−ジョブズが遺した14のレッスン【12】」

ティム・ウーなる作家兼コロンビア大学教授がスティーブ・ジョブズについて書いたものだが、ハリウッドとシリコンバレーを比較しながら、ジョブズのやったことはシリコンバレーにエンタテイメントを持ち込んだことだ、というような趣旨。
詳しくは本文に譲るとして、僕は次の一節が気になった。
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2012年01月01日

Think globally, act locally

ご存知ですか?
米国の研究ですが、平均すると企業業績の6割は、マクロ経済や事業の市場環境で左右され、個別の経営力は残りの4割を占めるにすぎない、ということ。
つまり、経済環境=時流と言ってもいいですが、それを的確に捉え、勝負所を決めること、これで企業業績の6割が決まります。これが経営戦略の6割を占めるってことですね。

というわけで、ちょいと世界経済をものっすごく簡便に概観。
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ラベル:経済
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毎日、明けましておめでとう

元日ももうすぐ終わろうとしている。
こうやって新年をお祝いしているのは人間ぐらいのもんだ。

人間以外にとっちゃ、新年なんて概念は無い。
地球はただ回転を続け、今日も陽が昇って起きて何か食ってクソして日が暮れて子作りして寝る、という一日が過ぎるだけ。
本来、生きるとはそういうこと。

逆に言えば、人間だけが区切りをつけたがる。
なんで区切りをつけたがるかといえば、ケツを決めるため、そして立ち止まって何かを考えるため。
そうすることで、本来連続的で惰性に陥りがちな生に、あえて非連続な杭を打ち込んで、生産性をあげようとする。
期限を決めることで生産性を上げようとし、立ち止まって景色を見直し計を図って将来の生産性を上げようとする。
こういうことを意識してやろうというのが、人間ならでは、とも言える。

なら、さ、これもっと頻繁にやればいいんじゃないの?
極端な話、毎日やれたらいいんじゃないか?
毎日、非連続な杭を打ち込むんだ。
毎日、明けましておめでとう。
毎日、今日を区切りとし、毎日、将来の生産性を上げる計をなす。
連続的な生を信じてただ惰性で毎日を過ごすより、随分違った生を送れるかも知れないね。

ただ、杭を打つ日常に慣れるという逆説を起こす危険にはご用心。
意図せずしてラットレースに載せられる日常も避けたいが、自分で考えているようでいて同じところをぐるぐる回ってるだけのハムスター化も避けたいところ。
答えは、きちんと前進しているかを確認すればよろし。

って、なんだかくだらないことごちゃごちゃ書いちゃったけど、
そもそも明けると何がおめでたいんだっけ?
新しい年を迎えられて感謝ってこと?
なら、新しい日を迎えられて毎日感謝ってことでオケ?

というわけで、
皆さま、今日も明けましておめでとうございます。

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2011年09月06日

人間関係を「価値観」と「武器」で整理してみる

人間関係を「価値観」と「武器」でマトリックスにしてみます。


人間関係整理.bmp


@価値観が合って、武器が違う人
こういう人と組むと、仕事でもプライベートでもうまくいくんでしょうね。価値観似ているので、よけいなコミュニケーション・コスト(時間とか軋轢とか)がかからず、武器が違うので補え合える。自分にない強みがあるから尊敬もできる。

A価値観が合って、武器が同じ人
これは良きライバル。近すぎず遠すぎず、いい距離感を持って切磋琢磨しちゃってください。よけいな嫉妬は禁物です。能力が離れているときは師と弟子。また、価値観が合ってかつ自分と同じことが出来るので、自分がいない時、手が空かない時、いざという時、お任せできるので非常に頼りになる人でもあります。

B価値観が合わず、武器も違う人
他人。あまり接点がありません。違う武器を持っているので仲間にしようとしても、価値観が合わないのでうまくいきません。潔く他人としてスルーしましょう。

C価値観が合わず、武器が同じ人。
敵。ライバルではありません。敵です。敵への対処法は、関わらないか勝つかですが、…各人にお任せします。(笑)


この関係性に合わないつきあい方をすると、ストレスになるんですね。

例えば、価値観合って武器が同じ人と恋人になると、距離が近すぎて、同族嫌悪が起きやすい。

例えば、価値観が合わないのに一緒に仕事すると、すんごいストレスになる。
ミス・コミュニケーションだったらコミュニケーションで解決しますが、そもそもの価値観が合わない場合は、コミュニケーションとったって解決しませんよ。
生き方が違うのです。大切にするものが違うのです。
自分に合わない価値観も認めることが必要ですが、距離が近いとそれもなかなか難しい。価値観の違いは、距離に解決してもらうしかありません。

だから、「多様性が大事」とか言って、価値観を合わない人も集めると、マイナスのほうがでかくなります。多様性は「武器」に求めるべきです。発想の違いとかスキルの違いとか。バラバラの「価値観」を集めてもいい組織にはなりません。

参考になりました?

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2011年07月29日

いつも窓は一瞬だけ開かれる。

その一瞬に入り込めた人に褒美が与​えられる。

大抵は先に入った者が多くの褒美を得られるが、

既に多​くを持てる者は、褒美も多く得られる。

窓が閉まりかける頃、人々​は殺到するが、もう褒美は残されていない。

その後も人々は殺到するが、窓がもう閉じられていることに気がつかない。


そしてまた新たな窓が​ほんの一瞬だけ開かれる。

人々の気付かないところで。

posted by nao at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月22日

WEBの究極の役割

Webの究極の役割は、戦術としてのマーケティングを不要にすることじゃなかったのか?

ドラッカーが言ったのは、マーケティングの究極の目的は営業(販売行為だったっけ?)を不要にすること、みたいなことだった。
それに準じて言えば、インターネットの究極の目的はマーケティングを不要にすること、なのだと思う。

否、思っていた。

Googleが帝国を作る過程で、これは一度完成するかに思われた。
彼らの目的は、すべてのコンテンツをネットに載せて、それらをすべて検索できるようにすることだった。
ところが、意外とあっさり他のプラットフォームもgoogleを切り崩せるのだということがわかった。facebookの登場に見られるように。

もちろん、googleが帝国化すると、独占の弊害が起こっただろう。
ただ、プラットフォームが一つ、というのはコンテンツを提供する側からすると、余計なマーケティングはあまり必要ではなくて、ただただ、質の高いコンテンツを、いやもっと言えば、google様のアルゴリズムに適合するようなコンテンツを作ることに集中すれば、それで済んだわけだ。

ところが、プラットフォームが分断されると、また、新しいプラットフォームの使い方としてのマーケティング戦術が復活する。

で、それこそがマーケティングだ、みたいな本が本屋にたくさん並んで、また新しいラットレースに僕らは乗せられることになる。

結局、振り子はどの世界でも働くものなんだ。
そうしてしばらくすると、振り子はまた揺り戻されることになる。

だから、「新しい時代になった!」などという戯言に簡単に乗せられてはいけない。

そういや90年代終わりに、ニュー・エコノミーなどと言って、人類は景気変動を克服した!とまでのたまっていた輩がいたなぁ。遠い目。

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2011年07月14日

「恋愛VS 婚活」で考える投資学

教えている学生さんへの課題を出したいので、2年前に日経ビジネスオンラインに書いた原稿の元ネタを、ここにupしておきます。

日経ビジネスオンラインの原稿はこちら

-------------
 巷では「婚活」という言葉が大はやりですね。ドラマのネタになるほどで、今年の流行語大賞には間違いなくノミネートされそう。まるで、少子化対策のために誰かがフィクサーになっているような印象を持つのは、スパイ映画を観たばかりだからでしょうか?かくゆう私も、30代後半になってまだ独身なので、他人事ではないのですが。
世間で言う婚活は結婚相手探しと同義ではないようですが、いずれにしろ、恋愛相手を探すのとは明らかに基準が違うようです。私は、元証券アナリストの経営コンサルタントで、長期投資をする投資信託の運用会社に関わっています。アナリスト時代から思っていたのですが、長期投資はまさに婚活、短期投資は恋愛相手を探すのによく似ています。今回は、投資を男女関係にたとえて、投資先企業の選定に大切なことを整理してみたいと思います。ただし、私が以下のような結婚観や恋愛観を持っているわけではなく、あくまで一般論の話なので、誤解なきよう・・。

恭子さんの場合、美香さんの場合

美香さん:お姉さま、今帰った人、この間のかたと違うようだけど、また違う男性と付き合ってらっしゃるの?

恭子さん:ええ、そうよ。それが何か?今の彼のほうがカッコいいし、年収も高くていらっしゃる。ドキドキ感がまるで違うのよ。恋愛はアドレナリンよ、いかに血わき肉躍るかよ。そういう美香さんは?

美香さん:私は恋愛はもういいわ。今は結婚したいの。世間で言うところの婚活中です。だからアドレナリンよりも癒される方がいいの。見た目や職業なんてこの際どうでもいいわ。安定的でしっかり者で、将来安心して一緒にいられる殿方がいいの。そんなかたは、お姉さまの周りにはいらっしゃらない?

恭子さん:あら、そんなかたがいらっしゃったら、私がもう結婚しているわ。
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2011年06月30日

ネットワーク効果に敗北

えー、最近になってようやく、facebookのアカウントをとりました。
前から作ったほうがいいかなと思っていたのですが、ブログに事務所WEBにtwitterにと、プラットフォームばかり増えて、肝心のコンテンツをきちんと書く時間を確保できていない(というより優先度を下げていた)なかで、さらにfacebook?と思っていたわけです。

最近ブログをアップしていなかった理由はいくつかあります。
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2011年06月11日

東日本同時多発御霊会(ごりょうえ)とかどうだろう?

ホントはもっと前に思いついて書こうと思ったのだが、さすがにちょっと早いかなと思って保留していたネタ。

今日で3カ月。

5重苦って呼んだ人もいるね。
地震、津波、原発、風評被害、あと何だっけ?
昔の日本だったら、元号を変えて、都を移して、祈祷して、祟りを鎮める祭りを新設してるところ。続きを読む
ラベル:東日本大震災
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2011年04月27日

デジタルハリウッド大学の講師に就任しました。

2011年度の上期、デジタルハリウッド大学で講義をすることになりました。
「コーポレート・コミュニケーション」という授業です。

企業価値の考え方を軸にして、企業がいかに、投資家を始めとした利害関係者に自社のことを表現し、伝えていけばいいか、あるいは、そうした利害関係者からのフィードバックをいかに生かしていくか、といった内容を講義します。

デジタルハリウッド大学は、将来のクリエイター候補が集まる大学です。
クリエイターといえども、ビジネスのことを分かっている必要があるので、ビジネス関連の講座が設けられています。

学生さんたちの、覚醒についながれば、幸いです!
アムロがニュータイプに覚醒する感じ?

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2011年04月20日

震災からもう一カ月と10日

いまだ余震が続く中、避難所生活に難儀されている方々、その生活を支える地元のリーダーや医療スタッフ、ボランティアの方々、がれきの撤去や不明者の捜索に当たられている方々、故郷を離れざるを得なくなった方々、原発をなんとか食い止めようと頑張ってくれている方々、それから、なにより無念の中で亡くなられた数多くの方々。

それは自分の隣で起こっているまぎれもない現実。

直接の被害地以外は、そろそろ日常を取り戻し、やや関心が薄れつつあるのかもしれない。
余震が一瞬、日常の裏に隠れつつある現実に脳みそを引き戻すが、それも一瞬。
いや、それが悪いということでもなく、むしろ前を向いて歩くことが、経済を動かすことであり、必要なこと。

ただ、無視してはならない現実も隣に横たわっているわけで。

この1ヶ月ちょっと、自分なりに情報提供をしいくつかの寄付をしチャリティーに参加し、被害にあったクライアントさんへ出来る限りのサポートをしてきたが、もう少し自分だからこそ出来ることがあるんではないか、と感じる日々。
それは、本業をがんばること、でもあるが、自分ができることを生かして、復興につながるような何かができないかな、と考えている。

震災により被害を受けられました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。
ラベル:地震 震災
posted by nao at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月24日

広告、じゃありません

拝啓

しばらくブログを休憩しておりましたら、
seesaa様がご丁寧に、「広告」というタイトルであたかも最新エントリみたく
「こいつが60日以上更新してないので広告出してんですよ!」と
晒し首の刑に処してくださったり、
(別に怒ってませんドMなんで。ウソ、ハイブリッドです。)
知り合いから生存確認の電話が来たり、
(ホンマありがたいこってす。できればもう少し早くいただければ…
リアルならミイラ化済み)

そんなこんなで、そろそろ再開したいと思います。
区切りの日付でもなんでもないところがまた。

この3カ月はというと、
書きたいけど書けないことを モンモン ムフムフ エキサイト、
というのは言い訳で、
暑さで脳みそが蕩けて晒せるほど働いていなかったので
要するにサボっていただけです、ハイ。

そろそろ涼しくなったので、再起動させたいと思います。

「こいつネット死したな」と思われた読者の方もいらっしゃるかと存じますが、
今後とも何卒ゆるりと御贔屓に。 m(_ _)m

                               敬具 
posted by nao at 17:03| Comment(3) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月01日

iogous(イオゴス)、すばらしい!のだが…

isologueさんのところで紹介されていた広告の新しい形。

広告の歴史を変える?「iogous(イオゴス)」

これ、すばらしい。

要するに、WEB上の広告、たとえばバナーのデザインを、色、配置、コピー、文字フォント、大きさ、などの組み合わせから、数多くのバージョンを発生させ、その反応率から最も反応のいいものに最適させていく仕組み。
言い換えれば、顧客のニーズをくみ取り、PDCAを自動的にサイクルさせる、という仕組み。

磯崎さんのいうように、遺伝的アルゴリズムのような、あるいは、数打って正解に近付くモンテカルロシミュレーションのような。

今まで、アナログ的に数通りのデザインチェンジしかできなかったものを、数万通りのトライ&エラーを、低コストで可能にしたイノベーション。

素晴らしい。

が、しかし…

これ、仕組みが分かったので、すぐに真似されるんじゃないだろうか?
ビジネスモデル特許でもとってるの?
こういうのビジネスモデル特許が効くもの?
たとえそうだとしても、違うアルゴリズムで同じような仕組みは、意外に容易に作れるんじゃないだろうか?
いかにコスト安く精度を高めるか、そういう差は出るかもしれないけど、先行者であるイオゴスに有利かというと、そうとも言えないような…。
データのストックはできるかもしれないが、広告デザインは、クライアントごとに毎回違うので、過去データはあまり意味をなさない気がする。
もしそうだとすると、情報のストック量はそれほど強みにならない。

アイデアは革新的だが、優位性を持続できるのか?

もちろん、こういうのは少人数で当面キャッシュを稼げてブランドも作れて、新たなトライの原資にすることができるはずなので、充分!と割り切れば、何の問題もないけれど、素晴らしいアイデアであるが故に、他人事ながらなんだかなーと思わずにはいられない。
何か商品とは別の参入障壁を作る必要があるわけで、そこはまた別の才能、ビジネスの才能が必要になってくる。

こういうのを見ると、結局、デジタルなものはすぐに真似されちゃって、コストの安い方へ流れ、真似が出来ずに強みの持続性が高いのはアナログなものなんだよなー。

まあ、このイオゴスの例は、アナログなものも実は結構、デジタルにできるんだよ、だからアナログな仕事も実は安泰じゃないんだよ、という例をつきつけているんだけど。

アナログな仕事をデジタルにすることで革新を起こす、しかし一旦デジタル化したら、急速に陳腐化する宿命を持つ。
やはり、持続性を担保するには、何か別の工夫が必要になるんでしょうね。

PS.デジタル&アナログは、これからの時代を見る大きな切り口。それを最もわかりやすく伝えているのが、本著。数年前のベストセラーですが、未読の方は必読です。



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2010年05月28日

電子書籍のプラットフォームとコンテンツ規制。ネットワーク価値で考えると…

今日はipadの日本での発売日。銀座のアップルストアは大行列だそうで。

そういえば、この間ちらっとTwitterで話題になっていた話。
元ネタは、こちら。
電子コミック「働きマン」が配信拒否になった理由--電子書籍時代の検閲


簡単に言うと、電子書籍の場合、プラットフォームはアップルやアマゾンが握っているわけですが、そのプラットフォームの文化によって、倫理の基準が違う。例えば、日本では別に大したことがない描写が、かの文化では、エロい!ということになって、掲載不可になる、ということが起こるのだと。つまり電子書籍の検閲権をプラットフォームが握る、と。

で、Twitterで話題になっていたのは、文化は説明しようがないので(なんでここでパン・ツー・まーる・見ーえな必要があるのか、説明できない)、日本のコミックはコンテンツ面で非常に不利に置かれる可能性がある、電子プラットフォームの文化がコンテンツの文化も支配してしまう懸念がある、と。

まあそうかも、と思いつつ、本当にそうか?とも思うのです。

というのは、プラットフォームの価値は、ネットワーク効果、というか、要はコンテンツがたくさん載っていないと価値が下がるわけです。

例えば、googleの価値が高いのは、検索の精度が高い、という以前に、世界中のコンテンツをそろえている、という前提があるわけです。(それでもロボットにひっかかるのは何割か、ですが。)
AmazonやアップルのiTuneの品ぞろえが悪かったら?きっと利用価値は高くないですよね。

ちなみに、現物の日本のコミック本、世界中で売れていますが、アメリカでは特殊図書の専門店、みたいなところで売られているとのこと。
(ここ、僕は未確認なんですが、米在住の方、そうなんですか?)
それでも、ニーズはあるわけです。
その人たちにとって、ipadやkindleになったはいいが、好きなマンガは排除される、となったら?
ましてや、日本人は?

ということで、ある程度の規制はあるかもしれませんが、アップルやアマゾンが自らプラットフォームの価値を下げるほど積極的に、コンテンツを排除するとも思えません。

逆に、もしそうなった場合は、日本にもプラットフォーム・ビジネスをやるチャンスが、遅ればせながら出てくる、ということも意味するわけです。
またガラパゴスと揶揄される?(笑)
ガラパゴス、それでキャッシュ稼げるなら、いいじゃないですか。
問題は、ガラパゴス化そのものよりも、そこでの価値を、他国・他市場に拡大できない体質そのものであって、まずは「小さな池の大きな魚」になるのは、戦略として間違っていませんよ。


というわけで、まあそう悲観することもないんじゃないかと思っています。
(黎明期の当事者は、色々たいへんかもしれませんが…)
posted by nao at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

青山フラワーマーケットの経営

放置してましたが、やっぱり備忘っとこうというネタ。

青山フラワーマーケット。
東京在住の女性に聞くと、ほとんどの方が知っています。
社長の井上英明さんは、まだお会いしたことがないのが不思議なくらい、なにかと近い存在のかた。
そのうちお会いできるんじゃないかなー、と思っているのですが。

さておき、青フラの経営について、カンブリア宮殿や本(川島蓉子「社長とランチ―なぜこの会社は人の心を惹きつけるのか」)などで色々insightがあったのでメモ。数字のほうは見られないので、僕自身実証はできないのですが。
やや細かいですが、神は細部に宿るってことで、ひとつ。
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ラベル:経営
posted by nao at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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