2009年07月09日

地方活性化の一つの方法

僕は宮崎という地方出身者なので、地方の活性化は非常に関心のあるテーマだ。
先日、京都‐福井の出張の最後に、縁あって京都は綾部市の(正確には、京都府中丹広域振興局主催の)農商工連携プロジェクトの会議に参加させていただいた。

このプロジェクトは、ゴールに至るまでのフェーズが何段階かあり、今回は参加者によるプレゼンと交流が目的。
特に、普段あまり接点のない者どうし、つまり、農業従事者とモノづくり従事者とサービス業従事者といった、横のネットワークを繋ぐことで、何か生まれるのではないか、という試みだったようだ。
すばらしいトライだと思う。
一方で、こうしたネットワークを活かせる発想の柔軟さや、いい情報への接点、そもそもの事業運営で欠かせない知識、など、どう補完していくのかが課題だと感じた。

僕が田舎に帰ったときに経営者の方々と話をさせていただくと、やはりこうした点が圧倒的に不足しているのだということを強く感じる。
僕は、都会だから田舎だから、ということで事業に有利不利、という議論をするのはよろしくないと思っている。特に、経営者がそれを言ってはいけない。田舎は田舎でこその価値があるはずだし、ニーズがあるはず。ただ、こと情報・ネットワーク・ナレッジという点では、田舎のほうが制約が多いのも確かだと思う。
都会がいくら「人の住むところではない」とはいえ、人が集まってくるのは、それが合理的だから。
その合理性の大きな要因に、こうした、情報・ネットワーク・ナレッジへのアクセスが容易、という点がある。卑近な例でいえば、勉強会やセミナー、人と会える機会が田舎と都会では圧倒的に頻度が違うし、そこへのアクセスの容易さも違う。
都会のほうが発想が豊かとは全く思わないが、発想を戦わせてブラッシュアップするための裾野は、やはり都会のほうが有利かもしれない(例えば、ブレインストーミングの生産性には、質・量とともに多様性も必要)。

ある意味、都会は、住みやすさを犠牲にして、情報や人的ネットワークへのアクセスを得ている、というとらえ方もできるだろう。

地方活性化には、地方に不足するこうしたリソースをどう提供するのか、これを解決する必要があるだろう。事業を通した活性化には、この視点が欠かせないように思う。
その点で、僕が微力ながら貢献できることはあるのではないかと感じている。手始めにというわけではないが、実際に地元の企業を1社お手伝いさせてもらっている。

(特に企業価値の考え方は、ほとんど浸透していない。言ってみれば、闇雲に経営しているように見えて非常に危なっかしい。これでは、いくらいい製品やサービスを提供しても、長続きしない。うまくいったとしても、たまたま感が否めない。コックピットの計器を見ずに操縦しているような印象を受けるのだ。いい思いを持つことは大前提。それなしには事業をしてはならないとさえ思う。しかし、コックピットを見ずにそれを実現しようとしても、結果的に不幸な人を増やす可能性が高い。企業価値の考え方が浸透していないという点については、地方だから、都会だから、というのは関係ないけれど。)


では、地方活性化の方法が、事業を通してしかないかというと、実は別のルートもあるのではないかと思う。
それは、個人の資産をきちんと増やすことで、長い目でみて消費につながる、というルート。地方活性化というときに、こうした観点はほとんど話題になることはない。

日本の家計の金融資産は、マクロで見て半分が預貯金。日本は、不動産(土地と持ち家)に資産を回しており、金融資産でリスクを取りにくいとは言え…。多くの地方の家計のパターンは、資産のほとんどを地元の地銀への預金か郵貯に回しているのではないか。
これでは10年定期預金でも年利0.5%の金利しかつかない。
年利0.5%というのは、30年たっても100万円が116万円にしかならない。たとえば、もし年利7%で回すことができたら、100万円は760万円になる。
もちろん、リターンを貪欲に目指し過ぎると、過度なリスクを負うことになるが、資産の一部をこうしたものに回すことは、「投資は趣味」の世界を超えて、必須なことのように思える。

もし過度に預貯金に偏って、しかもそれが当然のような世界で生きていくことは、個人にとって不幸なことだと思う。リスクをとらないがために、資産が増えない宿命を負っているようにしか見えない。
よく言われるように、サラリーマンがリスクが低いように見えて、実は変化に対応できないリスクを逆に背負っている、その姿に似ている。

しかも、せっかく銀行に預けたお金は、どういう風に使われているかフォローし切れない。
さらに、銀行の融資は、いつでも引き出し可能な預金が原資であるがために、リスクはあるが可能性もあるという事業に、お金を回すことがしにくい。

そこを補完できるのは、直接金融しかない。
個人はもっと、いい事業にお金が回すことが自身の資産を増やすことになる、という機会に気づいて欲しいと思う。
いわば、地方にいながらにして「勝ち馬に乗る」ことも可能なわけだ。
実はそれが、長い目で見て地方を豊かにすることに繋がるのではないか?
投資先企業によっては、世界で事業をしている。つまり、地方にいながらにして、世界とつながることが可能なわけだ。グローバル企業のオーナーになることで(株式を保有するということは共同オーナーになること)、地元の雇用とは別に、世界の事業に貢献でき、そのリターンを得る機会があるわけだ。
この機会に気付かず、資産が増えず、消費に回らず、ジリ貧・・実にもったいない話だと思う。
逆に、ここでも書いたが(「皆さん、スタートの時です。」)、世界の労働市場の需給を考えれば、労働者としての賃金が相対的に低下するのは明らかだ。少しでもいいから、資本家側に参加しなければ、その波にのまれてしまう。

それから、投資をとおして、いい情報に巡り合える、ということも大きいと思う。
単に投資しっぱなしで放置、というのも楽でいいと思う。
一方で、意識さえすれば投資をすることでアンテナに引っかかる情報も変わってくるだろう。情報への感度も研ぎ澄まされるようになるのではないか?
先述したように、世界で勝負している企業に投資していれば、世界の情報に接する機会も増え、自分の立ち位置をグローバルな観点から確認することもでき、世界のニーズを掘り起こすチャンスも増えるのではないか?

そういう意味では、コモンズ投信が目指す姿として、投資先企業をお客さまにしっかり紹介することの意義は大きいと思う。
お客さまが参加感を得ることで、物理的心情的なかい離を少しでも解消できるかも知れない。

案外、こういうことが地方の事業に対しても、大きなメリットがあるような気がしてならない。
コモンズ投信を、地方活性化の一つのプラットフォームにできればいいなと思う。
posted by nao at 12:56| Comment(3) | TrackBack(2) | 地方・地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月28日

地方再生のヒント 〜ビーパル地域活性化総合研究所編「葉っぱで2億円稼ぐおばあちゃんたち 田舎で生まれた『元気ビジネス』成功法則25」

朝、チラッとCM見たが、今日の「カンブリア宮殿」は、この本に出てくる葉っぱを売るおばあちゃんたちかな?

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目次
全国1万2千か所―予想以上に儲かる「農産物直売所」
年商2億5千万円―葉っぱを売って町長より稼ぐおばあちゃん
年商35億円―客の7割がリピーターという"農のDL"
年間来訪者70万人―かや葺き屋根をブランドにした村
客室稼働率97%―「客を呼びたかったら雑木を植えなさい」
醸造認可第1号―どぶろく解禁で農家民宿に千客万来
年間来訪者2千人―"看板のない料理店"に人が集まる
年間来訪者1万人―インストラクターはおじいさん、おばあさん
普及率15倍―原油高騰!木質ペレットストーブが熱い
電力自給率185%―風が吹けば田舎が儲かる
[ほか]
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地方活性化にはどのような事例があるのかと手に取った本。
僕は、何かと話題の宮崎県の出身で、実家は日南市にある。
テレビで知事が登場する様子とは違い、日南市は疲弊しきっている。
アーケード街は、シャッター街そのものになり果て、やたらパチンコ屋と金貸し屋が目立つ街になってしまった。
非常に残念で、だから、地方の再生には関心がある。

本著に登場する人たちは、「地方だからどうせ…」といった姿勢は微塵もない。
「地方だからこそ」の強みを生かして、しかもそれを楽しんでいる。
葉っぱを売るおばあちゃんたち、雪をお金に換える人たち、強みを生かして農業を始めた土建屋さんたち、茅葺き屋根をブランドにした村、おからアイスの会社を経営する高校生たち…

彼らは、誰かのせいにするのではなく、自分たちで考えている。

自身の不遇をマクロのせいにする、というのは最近よく見られる構図だ。
マクロのせいにしてもミクロは救われない。
一時期、赤木なにがしと言う人の論考が話題になったが、あれも同じ。自分の不遇の原因の一部がマクロ環境にあるのは事実、しかし、唱えるだけで自身が行動を起こさねば、何が変わるのか。

マクロ政策が無用とは思わない、しかし、局所的な自分を何とかするのは自分でしかない。

本著に出てくる例は、自分たちで何とかする、という気概と工夫に満ちている。
彼らの例を見れば、自分たちで工夫出来ることはまだまだある、と思うのではないだろうか。

そして、彼らの工夫を参考にできるのは、地方に関心のある人だけではないはずだ。
どこで勝負するのか、どうやって売る対象を見つけるのか、どうやって売るのか、これはビジネス全般に使える工夫だ。

地方再生に話を戻す。
若年層の人口減など、確かに不利な点もある。しかし、一方で地方は、その地域ごとにすばらしい資産も持っている。特にエコやワークライフ・バランスなど、時流は地方有利に傾き始めているように見える。
その街なりの資産を持っていることに気付き、その価値を上げて、マーケティングする、つまり自分たちで工夫することを真剣に「楽しんで」みてはどうかと思う。
発想を全く逆転すると、時に「弱み」は「強み」に転換できる。
弱みがあるということは、特徴があるということだから。

日南の持つ資産を、ざっと挙げただけでも数えきれない。
自然は豊富、海はきれい、波がいいからサーファーにとっては隠れたメッカになっている。
星はびっくりするぐらいきれい、
食いものは半端でなくうまいし、港町だから海の幸は格別。油津港は、マグロ漁港として有数だったし、今でもカツオやサバなど、サイコーにうまい。
野菜や果物は新鮮だし、宮崎牛は神戸に持っていって神戸牛として売れられているという噂?があったぐらい(笑、えない)、地鶏の炭火焼は、宮崎独特の野性味あふれる濃い味がする。
温泉豊富、ゴルフ場豊富、焼酎は鹿児島か宮崎か、だ。
プロ野球のキャンプ地として、多くの球団が宮崎を訪れる。晴れが多く黒潮のおかげで一年を通して温暖だからだ。日南市は広島東洋カープのキャンプ地だ。
飫肥の城下町は小さな京都。


日南も資産はたくさん持っている。
要は、どう生かすか、誰に売るか、だ。
「小さな宮崎市」になっても、宮崎市に負けるだけだ。それは宮崎市に任せといて、補完できるような独自の強みを売り込もう。
そして。おもてなしの心を常に忘れないこと、これが工夫の源流になるはず。


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2006年05月10日

続、地方の惨状 〜「がんばれ!日南」編

06年4月25日付 「地方の惨状を目の当たりにした」の続編。

日南市はその昔、新婚旅行のメッカだった。
まだYENが安くて海外旅行なんて庶民には行けなかった時代、国内にある南の楽園「ふう」観光地ってことで、有名だった。
それが、今やホントの南の楽園にかるーく行ける時代になってしまったため、南の楽園「ふう」という強みは、もはや強みではなくなった。

しかも昨今は、道路の整備が進み、宮崎−日南間は、多数のトンネルを掘ったバイパスが通ったため、これが観光地には痛い追い討ちとなっている。

もともと、宮崎市から日南市をつなぐ道路は、その地形に合わせて、ジグザグが永遠に続く道だった。海沿いの切り立った崖に後から道路を作ったため、左手に太平洋、右手に山、という壮観な景色の中を、右に左にカーブを切りながら南下していく。そして道中に観光名所が、こどもの国、青島、堀切峠、サボテン公園、富土海水浴場、鵜戸神宮、などをメインに連なるという道だった。
道に沿って点在する観光地は、黙っていても観光客が通る構図になっていた。

ところが、直線のバイパスが通ったことで、観光地に寄るにはバイパスから脇道にそれて旧道に入っていかなければならないようになった。

別に、道路建設自体を否定しているわけではない。
バイパスが通ったことで、時間短縮や事故減少の恩恵を受けるビジネスもあろう。(本当にコスト−ベネフィットを試算しての建設かどうかは知らないけど)
が、こと旧道に点在する観光スポットにとっては、シャレになっていないに違いない。

ただ、発展とはそういうものだ。
いくらラッダイト運動を展開しようが、人の代わりに機械が導入されたのが歴史だ。
環境の変化を嘆いてばかりではいけない。

南国、それだけでは強みではありえなくなったし、交通事情も今までよりは観光スポットに不利になった。それはまぎれもない事実。
環境の変化に適応していく種こそが生き残っていくのが、進化の理だ。

にも関わらず、現状を見る限り、それら観光スポットが何らかの新しい戦略をもって努力しているようには見受けられない。
色々やりようはあると思うんだけどなー。

例えば、サーフィン・ツアーを旅行会社とタイアップして企画するとか。
東京のほうでは、昨今、サーフィン熱が年齢層を問わず、高まっている。芸能人のサーファーが増えた影響で若年層のサーフィン人口は増えているし、段階の世代を中心とした中高年層が、新たな趣味としてサーフィンに取り組んでいるという話もちらほら聞く。

日南なんて、サーフィンできるスポットは腐るほどある。
日南海岸を見れば、必ずサーファーが波に乗っている光景を見かける。
しかも、都会の海のように人がたくさんいて波乗りの順番待ち、なんて事態にもならない。
サーフィン教室を併設して、サーフィンを教えるところから始めてもいい。
地元の美味い料理を(とにかく食い物はなんでも美味い!)、都会に比べれば驚くほどの値段で提供できるし、夜なんて周りに光がないから、晴れていれば満点の星空ツアーもできるぞ。

若者は彼女を連れて、チョイ悪おやじは艶女(あでーじょ)を連れて、キョンキョンは亀梨君を連れて、昼は壮大な日向灘でサーフィンを楽しみ、夜は満天の星空のもとで愛をささやく、そんな環境を提供できるっしょ?
都会のおしゃれスポットだけじゃなく、雄大な自然も愛を語らう絶好のステージだよ。

ちょっと足を伸ばせば、断崖絶壁に建立された壮観な鵜戸神宮で、ふたりの行く末を運球(うんだま)に賭けて海に投げ、もうちょい足を伸ばせば、飫肥城下町を飫肥天(美味いよ!)片手に時の流れに思いを馳せながら散歩、なんて。


サーフィン教室のインストラクターも、地元のサーファーでやりたい奴はいっぱいいるはず。日南の若者はシャイだけど、いいやつばっかりだよ。
いや、日南を愛し、サーフィンを教えたいという情熱のある奴なら、別に地元出身じゃなくてもいい。

そうしたら若者の職の確保にも貢献できる。
まわりの生活圏も消費が活性化していく。
生活圏でも新たな労働需要が発生する。その人たちが新たな消費を生み出す。
小さなきっかけが大きなうねりを生み出す。
経済とはそういうものだ。

そういう取り組みをしてることを、マスコミに記事にしてもらう。
そうした評判を呼んだら、年齢層に応じた雑誌などのメディアに取り上げてもらう。
もっと評判を呼んだら、サーフィンの大会なんか呼んでもいい。いや、開催してもいい。
こうしてブームに踊らされないブランドを形作っていく。

昔新婚旅行のメッカ、今サーフィンのメッカ。


どうすか、これ?
(もちろん本格的にやるのであれば、サーフィン人口推移や市場規模予想などから事業の将来性・・・といった数字の詰めは必要になりますが)

ようは努力のしようはあるってこと。
別に観光じゃなくてもいいよ、日南の強みが活かせる分野ならね。
でも、田舎で人件費がそこそこ安くて、そこそこ働き者だから、都会の大企業の下請けを引き受けるってだけじゃ、ね。

企業だけでなく、地方の活性化にも、戦略やマーケティング、そしてファイナンスの知識は欠かせない。
どの分野で勝負するのか、その分野はどのような成長を遂げそうか、その分野で強みは活かせるのか、どういう仕掛けで勝負するのか、それでどれだけリターンが見込めるか。

景気の悪さを嘆くのではなく、需要を作り出す。
幸い、日銀のジャブジャブ政策のおかげで、お金は余っている。
いや、投資先を探しているお金が増えているのは、日本だけではない。
ファンドなどに集まるお金が増えているのは、その証拠だ。
行き場のないお金が、新しい企画を待っている。
銀行からの借金に頼る時代ではない。
必要なのは、手元のお金じゃなく、アイデアとそれを実行できる体制作りだ。


日南市の皆さん、いや、日本全国の地方の皆さん、がんばってみましょうよ。
posted by nao at 18:21| Comment(3) | TrackBack(1) | 地方・地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月26日

宮崎県の景気、日南市の景気

ちなみに、宮崎県の実質経済成長率の推移。
2000年以降、軒並み全国平均を下回っています。
2003年までしかデータがありませんが。


miyazaki.jpg



で、日南市の成長率はというと・・・
実質ベースの数字が取れなかったので、名目ベースの伸び率で宮崎市、北郷町と比較しています。まあ、県内のデフレータが県内同じ(物価上昇率が同じ)と仮定すれば、実質ベースの成長率比較と同じですね(当然伸び率の数字は違うけど)。


nichinan.png


ということで、図表のアップの実験として書いてみました。
まあ、あと客観情報ないかなーと、宮崎県庁のHPをうろついてみたら、統計がありましたよってことで。
ちゃんと県内産業連関表とかもあるのね。

感想。グラフのアップは結構手間がかかるね。


posted by nao at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 地方・地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月25日

地方の惨状を目の当たりにした

マクロの景気はよくなっているようだ。
株価は一時期の悲観論一色の水準から、経済規模に応じたおおよその適正な水準にまで上昇してきた。
各経済指標も一時期比べれば上向き。
サラリーマンのボーナスも増えているようだし、企業の採用も増えているようだし、モノの値段の上昇を感じるし(高くても消費者は買うということ)・・・
東京に住んでいれば、実感としてなんとなく経済活動が活発になってきた感じはする。

先週、とある事情から実家の宮崎に帰省した。
姉の誕生日と重なったこともあり、誕生日のプレゼントを買おうと、地元の繁華街に物色がてら行ってみた。

そして、そこで見た光景に愕然とした。

・・・廃墟。

幼少のころ賑わっていた全長100メートルほどのアーケード街は、3軒しか営業していなかった。
開店していないどころか、テナントすら入っていない。
町一番のデパートにもほとんど客足はなく、いるのは店員ばかり。
そのデパートの道を挟んだ逆側は、草のはえた空き地。
大通りは金貸しばかり。
目立つのはパチンコ店だけ(つぶれた店舗も含めて)。

車で通っただけなのでなんとも言えないが、宮崎市のほうはやや活気が戻りつつあるようにある。比べて、日南市は悲惨だ。

聞けば5年前ぐらいからひどくなって、一向に景気回復の兆しはないらしい。
マクロで見た景気は回復の途上にあるのかもしれないが、僕の地元は程遠い状況。

あれが地方の一般的な姿?
時代の流れとして、何事も一極集中、少数の勝ち組と大多数の負け組、になりつつある。
負け組として取り残されつつある町。

なんとかできないものか。

なんでも、温泉や焼酎の酒蔵(焼酎の場合も酒蔵というのかな?)がある北郷町のほうは、まだましらしい。
独自の強みを持つ北郷は、日南復活のひとつのヒントになるはずだ。

例えば・・・、って長くなったんで続きは今度。
posted by nao at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 地方・地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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