2009年11月18日

佐賀のリアルがばいばあちゃん

先日TVで紹介されていた佐賀のリアルがばいばあちゃん。61歳。
佐賀の三瀬村の野菜直売所まっちゃんを運営している。

この直売所、規格外を集めて直売しているので、安い。
売上の15%の手数料をがばいばあちゃんがいただく。
陳列は山盛りに置くことが売れるカギとのこと。理由は、残り少なくなると「売れ残り」に見えるから。
残り少なくなると、近くの農家にすぐ電話。在庫は保有しない。
売れ残りはすぐ値引きして売り切る。
それでも売れ残ったら、その場で営業している惣菜&軽食の材料へ。この惣菜&軽食が直売所の売上の4割を占める。ざる寄せ豆腐という名物も生んでいる。
野菜販売所が、楽しいアミューズメントパークになっている。ワクワクを提供することがキモ。県外からも客が来る。

そして、まっちゃんが儲かるだけじゃない。その影響は、「外部性」ももたらす。
繁盛する「まっちゃん」の周りに、まっちゃんの客をターゲットにした、地元特産の蕎麦を使う蕎麦屋がいくつかできた。
まっちゃんのホームページは、地元のイベントやニュースを紹介するメディアにもなっている。
http://macchan.co.jp/index.html

農業のバリューチェーンと地域活性を、アンドで解決している好例。
ご参考になりましたか?

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2009年08月08日

自然によるトレーサビリティー

先日、福井に行ったとき、農薬を極力使わずにお米を作っている農家を見学させてもらいました。
この農家のかた、このエリアの6-7割の作付面積を一手に背負っています。
当初は、農薬の専門家のような人だったのですが、これではいかんと、農薬を使わず、かつ直販の農業を始められました。
最初随分抵抗にあわれたようですが、お米が美味しいこと、生き物が復活したことで、農地を持っていた地主さんが、次第にここの農家にお願いするようになり、今ではたいへんな作付面積を誇るようになったのです。

夜はこの田んぼにホタルを見に行きました。
今回は平家ボタル。
源氏はカワニナを食べるから小川に生息、ちょっと時期が平家より早いんですね。
平家はタニシを食べるから田圃に生息、源氏よりちょっと時期が遅い。
源氏のほうがでかく、羽が大きいぶん、光の動きが速い。
平家のほうが小さく、淡い光がフワフワという感じ。
成虫になって5日しか生きない儚さ。(儚いと思っているのは人間だけか)
農薬を使っていた時は一切見られなかったそうです。
農薬をやめて、5-6年してから、ホタルが現れるようになったそうです。

農薬を使うのは、主にカメムシの被害を防ぐため。
カメムシがつくと、お米が黒くなる。
皆さんも黒い米粒が混ざっているところ、見たことありますよね?
あれ、人体には何の影響もないんです。
ただ、見た目が悪いだけ。
そのために農薬を使うのです。
この農家では、黒い米粒を取り除くのに、高価な専用設備を導入しています。

案内してくれたこの農家のかたが「生き物によるトレーサビリティ」という言葉を使っていました。
誰が作っているか、人工的にトレースするトレーサビリティじゃなく、ホタルが生きられるほどの安全な環境で作っている米。

自然によるトレーサビリティ。
タグ:
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2009年03月06日

テレビ出演もうひとつ

こちらも僕ではありません。
昔は僕もCSやBloombergTVにちょい役で出演していたのですが。(笑)

マクロビオティック居酒屋「我や」の前島数馬さんがテレビに出ます。
「我や」は、このblogでも何回か紹介していますが、有機無農薬、無添加までこだわったオーガニックな居酒屋。肉魚も食えますが、かなり育て方にこだわったもの。ドリンクもオーガニックなものがずらり。
そのエリアマネジャーの前島数馬さんが今日のNHK総合19:30からの「新トウキョウ人の選択」に登場するようです。番組自体は、「シブカサ」の特集。
シブカサとは、渋谷界隈の店と契約し、回収傘を無料レンタルする「置き傘屋さん」。
「我や」はそこに参加しており、その関係で数馬さんが登場するそうです。

数馬さん、いい男です。気持のいい若者。日本の食を良くしたいという熱い思いを持っています。
我や上原店、青山店、どちらかに行けば、数馬さんに会えます。
今度「男のがっつりマクロ弁当」の教室にも講師として登場します。
(彼氏の心をわしづかみしたい女子、旦那の健康が気になる奥さま、子どもの食がきになるママ、そして自分で健康な食を作りたい男子は、ぜひお早めに。)
数馬さんに限らず、我やには、いい男、いい女がたくさんいます。
それに、「風邪ぎみ」などと体調を言えば、それに合ったメニューを出してくれます。

ぜひ一度足を運んでみてください。
我やは居酒屋だけでなく、お弁当やケータリングもしてくれます。
オーガニックなパーティーにぜひ。
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2008年08月05日

農業の経営努力はかくあるべき

というわけで、早速、昨日のエントリの続き。
少し前の「ガイアの夜明け」だか「サンデープロジェクト」か何かで登場した、和郷園の木内さん。
元暴走族というストーリー性も魅力だが、農業経営改革を推進する姿は、「これだよ、これ」と思わせるものだった。
以下、各種、経営の工夫をメモったので、ご参考に。

1.利益率を計算し、コメ作りをやめ、野菜作りに転向。
2.農協に頼らず流通を独自で開拓。
3.生産者目線でなく消費者目線を重視。消費者が購入して持って帰りやすいように、と思って開発したのがカットゴボウ(ここからカット野菜が広まる)。
4.受注によって作付けを決める。作りすぎて廃棄ロス、ということがない。
5.リスク分散のために出荷先を分散。
6.オペレーション効率化のために畑の真ん中に工場を建て、人件費と物流コストを削減。
7.旬の時期に野菜を作るため農薬・化学肥料がいらず(旬の野菜は強い)、それを工場で冷凍するため時期や価格を調整して出荷可能。
8.残渣はそのまま自然の肥料に。
9.他県に導入したかったがネットワークがなかったので、いっそのこと商社と組んでドバイで勝負しようとしている。

製造業としては当たり前の経営努力と思われるかもしれないが、農業としては画期的。
補助金や所得補償を待つより、こちらのほうが「楽しい」のでは?
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2008年08月04日

藤岡幹恭・小泉貞彦「農業と食料がわかる事典」

日本の農業・畜産業と食について、幅広い話題が扱われている。それらが、豊富なデータをもとに、分かりやすくまとまった本。

農薬や遺伝子組み換え作物などについては、かなり中立的に描かれている(僕自身は遠慮したいが)。
農法の話などは、かなり一般認識とは違う発見があるのではないだろうか?
農薬や化学肥料、除草剤などの投入物(=コスト)が、実はおいしい野菜や果物をつくるのに、それほど必要ない、現在は過剰投与されている、ということがわかる。
砂漠のような荒れた土地でも、実は作物は作れるというのは、衝撃的であると同時に、希望の光でもある。

しかし、畜産の現状はひどい。
効率的に「肉」を作り出すために自然でない状態で牛や鶏を育てているので、病気になりやすい。そのため抗生剤を餌に混ぜて食わせまくり、それを僕らは口にしている。
僕は、自宅で肉を食う時には、自然食のお店で買ってきた肉を使うようなった。
消費者がこういう実情を認識し、日本の畜産も「まともな」ものを提供すれば、実は競争できるのではないか?

また、この本の一大テーマは、日本の農業の問題点。
強調されているのは、経営規模が小さいことが問題ということ。
確かに、今の日本の農業では、ミクロの各農家での合理的な選択は、経営規模を大きくせず、兼業化の道を図ることであり、マクロの合理性につながっていない。完全なる合成の誤謬が起こっている。
これは戦前の封建的な地主―小作構造への反省が行き過ぎて、戦後の農政により、経営によるレバレッジが効かせられなくなったのだ。
ということは逆に、ここは成長余地があるということだ。
ただ、生産性上昇のための経営規模の拡大だけでは限界があるだろう。
それは農耕地面積という根本的な問題があるから。
何しろ、麦類の生産費調査によると、50アール未満の規模を100とした場合、500−700アール規模になると60で済む、アメリカやカナダでは10以下になってしまう。
大豆も10アール当たり平均収穫量が、日本では170−180キロに比べて、世界の平均は227キロ(2002年)、アメリカやブラジルは250キロ以上ある。
別物として作るか、本当に別の物を作るかしないと、なかなか太刀打ちできない。

しかし、規模以外にも、できることはあるだろう。
なにしろ農業が「作物を作る」こと以外をやっていない、という現状がある。
本著にも出てくる統計がある。
家計の飲食費支出を、1975年と2000年で比較したもの。

全体 31.5兆円  80兆円
農水産業 10兆5000億円  10兆円弱
食品製造 8兆6000億円  30兆円
食品流通業 7兆7000億円  22兆円超
外食  4兆7000億円  18兆円
出所:産業連関表より

農水産業は、25年前から増えるどころか減っている。川下産業に付加価値の増加分を全部持っていかれている。

農業に「経営」を持ち込むこと、自分たちで工夫すること(またこれが登場するのか)、まだまだできることはたくさんあるのではないか?
その工夫のいい例がいくつかある。
それはまた別エントリーで。

関連エントリ:農業の経営努力はかくあるべき

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目次

日本の「食」の現実
地球の飢えを防げるか
食卓の安全保障はだいじょうぶ?
日本の「農」の現実
知っておきたい農法の基礎知識
コメに執着してきた日本農業
世界的に大きく揺れる畜産
意外に知らない野菜のはなし
農薬についてのウソ・ホント
「零細」という日本農業の課題
「食料自給率」という農政の課題
グローバル化時代の農業政策
21世紀の農業はどうなる?
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タグ:書評 農業
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2008年05月02日

マドンナの食事法 マクロビオティックが食べられる居酒屋

今日、日テレ朝の「スッキリ!」で、マドンナの特集をやっていました。
マドンナは自分の肉体的・精神的健康のため、それから息子のアレルギー治療のため、マクロビオティックを実践しています。

そのマクロビオティックの食事を、居酒屋形式で提供しているのが、「我や」です。
青山店は青学の近く、上原店は、代々木上原の駅そばにあります。

こだわりの安全・安心な食材とドリンクです。
ワインもビールもオーガニック、酸化防止剤不使用。
ドレッシング、ソースまで添加物に気を付けるなど、安全にとことんこだわっています。
お店に雰囲気も、青山はおしゃれなレストラン、上原は渋い和のテイスト、とTPOに応じて使い分けられます。

ぜひ一度お試しあれ。

我やのHP
http://www.gaya.co.jp/


それから、5月5日にマクロビオティックのセミナーがあります。
詳細はこちら
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2008年03月03日

農業補助金をもしも使うなら

農薬や化学肥料をガンガン使っていた農地を、安全で肥沃な農地に切り替えるには、時間がかかる。
人体や環境に影響の少ない農法に変更するには、リスクも伴う。
安全な肉の飼育方法に変えるまでは…(以下略)、

税金をもし使うなら、そこのつなぎに使ってくれ。

僕は安全でうまいものが食いたい。


(本当は「そのほうが儲かる事業だ!」ということを説明できれば、お金は集まるのだろうけど、そこまでリスクをとって農業にカネを突っ込む人が多いとはとても思えないので)
タグ:農業補助金
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2008年02月18日

コンビニ弁当で育った豚?

中国産の食品にばかり批判の矛先が向きがちですが、じゃあ日本はどうなんでしょうね?

日本は添加物にはやたら基準が甘い国です。

食料のリサイクルとかって、余ったコンビニ弁当を豚のエサに、なんて取り組みがされていますが、その精神は尊重したいものの、添加物たっぷりの弁当を食った豚肉なんて、個人的にはかなり抵抗があるのですが。

posted by nao at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | food | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国、これはマズイよ、マジで

これ見たら、毒餃子なんて氷山の一角のそのまたひとかけら。
これは「いつか来た道」以上じゃないの?
その店、中国野菜使ってない?
そのお菓子、原材料レベルではどこのもの?
中国産・中国製じゃなくても、海のものは?
食い物どうにかしても、大気にノッてやってくるものは?
その雨で育った国産・日本製は?

切り込み隊長のところで紹介されていたもの。
神経質な方、メシ食う前はやめたほうがいいです(音に注意)。
http://jp.youtube.com/watch?v=BQ9or0aXibA

そもそも、こういう水質分類を設定してる国だよ?
どうやって信用しろと言うんだ。


PS.ちなみに、この動画中のものがすべて、中国のものか、環境被害なのか、僕には何の証明の手段はないので、そこは悪しからずです。

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2007年12月17日

みんな裏庭で農作物?

そりゃ保存料もいらないし、運ぶのにCO2も排出しないでしょう。
が、それを、キラキラしているけど焦点の合っていない目で語ってもダメでしょう。
だいたい、みんなが裏庭購入したら、地価が上がりますって。農作物作る用の土地確保のために森林伐採、ってなオチになったりしませんか?

CO2排出に金がかかるような仕組みを作って、農作物価格に転嫁されるようになれば、近くで作るようになりますよ。
保存料の人体への悪影響をもっと認識させれば、保存料が必要な距離から運ばれたものへの需要は減りますよ。
「結果として」食料自給率は上がるでしょう。
食糧安全保障?
それで飯が食えなけりゃ誰がやるんですか?
補助金?どこにそんな金があるんですか?


食を文化にしてしまうってのはひとつの手ですね。
それから食の安全にコストを払う仕組みにするってのも。
医食同源なんだから、食でコストが上がっても医でコストが下がればいいんじゃないですか?
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2007年12月15日

榊原英資「食がわかれば世界経済がわかる」

先日本屋で目に留まって、立ち読みしたもの(おかげで、梅田本の立ち読みできず)。
残念ながら「世界経済がわかる」というのは言い過ぎですが(笑)、各国の食文化、外交上での食の使い方、世界史の切り口としての食、食の「工業化」とその翳り、食文化の復権、などが概観できて、うん、なるほどね、という感じ。
日本食を文化として、経済戦略として、見直そうぜ!という考えには同意します。
これからの食を考える上で、食を整理したい人には一読をおススメします。

PS.しかし、この方、インドといい食といい、いいところに目をつけて、まさに「理解するために顕す(著す)」を実践している感じですが、なーんかもうちょっとやることあるんではないかなーという気がしないでもないです。いや、これ自体は悪いことではないんですが、日本の金融がパッシングされてる現在、彼の存在価値はもっと別のところにもありそうな気が。全体総論に流れすぎている、というか。もともとそういう方で、たまたま実務をやっていたのかもしれませんが。




タグ: 榊原英資
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2007年12月05日

ドッキリ大成功

あー、長らく空いてしまいましたが、upを再開します。
ネタはあるのですが、書く癖が一旦抜けると、まとめるのに以外と壁が。

というわけで、まず日常ネタから。
ラ・ドエム会というドMな食事会?に参加させていただいているのですが、
今回は、僕がお手伝いさせていただいている「我や」青山店で開催。
(この我やさん、マクロビオティックを軸に有機無農薬・無添加のお店で、体に安心、かつおいしくてリーズナブルなので、皆さんも行ってみてください。食に気を遣う方、ダイエットな方、メタボリックな方、デトックスな方におススメ。都内には、代々木上原にも店舗があります。また詳細な紹介は別立てエントリーで。)

そのお一人が誕生日が近いってことで、サプライズを用意しておきました。
(もともと我やも、その方がマクロビに興味津々と聞いてセレクトしたんですが)
20時開始でしたが、3時間経過後に、突然お店の電気が暗転。
その方、「すみませ〜ん、停電なんですがー」と声を上げておりましたが(真っ暗なんだから皆分かってるって!)、
途端、ろうそくの立ったケーキの盛り合わせと花束登場。
「誕生日おめでとうございマース」
「え、何?何?なんで?」と言っている間に、店員さん、他のお客さんを巻き込んで
♪Happy Birthday
その後、プレゼント攻撃。

ビックリ感激してくれたようで。
ドッキリ大成功!ウッシッシ。気ん持ちイイー!

このかた、GREEでは超有名人だったりします。すばらしい感性の文章で大人気。
ぼんやり顔出し。ご自身もGREEで公開してるんでいいよね?

sawaBirthdayParty.jpg

言いだしっぺのMacちゃん、ナイスプレイでした。
期待を超える価値提供、の真髄ですな。
あ、それから店の方々、ちょっと遅くまで居座ってスミマセンでした。
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2007年08月15日

典型的そもそも論 〜中国の水質分類

中国の農産物、魚介類や製品などとともに、その安全性に疑念が持ち上がっていますが、そもそも…。

中国の7大水系*の汚染状況
T-V類 飲料用水として使用可   36.3%
W類 飲用不可。工業用水として使用可  24.8%
X類 飲用・工業用水不可。農業用水として可 9.1%
それ以上 いかなる用水としても使用不可 29.8%
(中国環境保護総局「中国環境状況公報2004年版」よりグローバルウォータ・ジャパン)


飲用・工業用として不可なのに、なんで農業用として可なんだ?


*長江、黄河、松花江、遼河、珠江、海河、淮河


PS.あ、ちなみに僕は中国のこと嫌いじゃないですよ。知り合いの中国人、いい人ばかりだし。
タグ:中国 水質
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2007年07月05日

ラーメン二郎がラーメンに近づいている件

一部にコアなファンを抱えるラーメン二郎。
自称ラーメンマニアな人で二郎未経験のかたは、一度二郎を食して、そのカルチャーショックを味わい、それを乗り越えて3度は食いに行ってください。あなたのラーメン観が変わります。
僕もマニアとは言わないまでも、学生時代から好きで(三田のおやっさんとおばちゃん元気かなー)、今でもたまに食いたくなって、新宿の二郎に行きます。
ラーメンが食べたいのではなく、二郎が食べたくなるのです。そういう意味では立派な「ジロリアン」。
僕はだいたい、(ショウブタ)ヤサイ(たまにマシマシ)ニンニクで決まり。

で、先日行ったら衝撃の事実。
なんと、麺が細く変わっていました。

太麺の規格にも入りきらないあのブっとい麺が売りの一つではなかったかと思うのですが。
だって、「いや、量がハンパなくて、しかも麺がラーメンとは思えないぐらいふってーんだよ!」って言葉に誘われて、新しい客が訪れていた麺も、もとい面も、少なからずあったと思われ。

他の二郎でも、麺が細くなったのでしょうか?
(あるいはもしかして、昔から店によって違うのか?)


口コミには、口コミになるほどの極端さが必要。
ま、二郎の極端さは麺だけじゃないんですがね。


PS.食に気を遣えと言っときながら、二郎かよ!というツッコミがきそうですが。
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2007年06月27日

食の安全について真剣に考えなければならない

フードミートホープ、むちゃくちゃですね。
腐った肉を食わされ、消毒液を飲まされたようなもんです。
あの社長に、公衆の面前で、腐乱肉を肴に、消毒液をグラス一杯振る舞いたい。
社名がまた「肉の希望」ってところが、腹立たしい。

ただ、あの社長が言った言葉で、ひとつだけ真実があります。
「スーパーの半額セールにとびつく消費者も悪いのだ」
お前が言うな、という感じですが、これは一理ある。

確かに、僕らは、そういう類の食い物が安全でなく何が使われてるかわかったもんじゃない、といった情報を与えられていませんでした。
あまりにも無頓着で、生産者や監督者を信じすぎていたのかもしれません。
ただ、食の安全に関して、情報を仕入れることを怠っていたのは、僕ら消費者側です。
それを怠っておきながら、頭ごなしに信用して、安いものに飛びついたのも事実です。

この仕事をしていて、食に関わる企業のお手伝いやリサーチなんかをしたりするのですが、この業界は儲からない業界です。
特に飲食関係は、参入障壁が低いということもありますが、よほど特徴を出さないと儲からない。ある統計によれば、この業界に関わる人一人当たりの純利益は年間10万円にしかならない。
結局、最終消費者が食に金を払わないことが、大きな原因です。
業界の付加価値は全部、最終消費者から落ちる。
なので、安い料理を提供しよう、すると安い原材料を使おう、安い農法で作ろう、となる。
もちろん、いいものを安く、が一番なのですが、こういう場合往々にして安全は置き去りにされ、とにかく安いものを、という流れになる。
農薬たっぷりの野菜や果物が、漂白剤で不自然なほどきれいにされ、食品添加物たっぷりの味付けで、消毒液をぶっかけて提供され、それを美味いと言って喜んで食う現実。

当然、食の監督体制がなっていないのも責められるべきですし(フードミートホープについても農水省は去年の内部告発を放置したようですし)、それは整えるべきですが、消費者側ももっと「食の安全」に神経とお金を使う必要があるのではないかと、と思います。

結局、僕らのカラダと脳みそを作っているのは、僕らが口にする食べ物と飲み物なわけなので。

タグ: 食の安全
posted by nao at 14:12| Comment(0) | TrackBack(1) | food | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする