2011年07月22日

WEBの究極の役割

Webの究極の役割は、戦術としてのマーケティングを不要にすることじゃなかったのか?

ドラッカーが言ったのは、マーケティングの究極の目的は営業(販売行為だったっけ?)を不要にすること、みたいなことだった。
それに準じて言えば、インターネットの究極の目的はマーケティングを不要にすること、なのだと思う。

否、思っていた。

Googleが帝国を作る過程で、これは一度完成するかに思われた。
彼らの目的は、すべてのコンテンツをネットに載せて、それらをすべて検索できるようにすることだった。
ところが、意外とあっさり他のプラットフォームもgoogleを切り崩せるのだということがわかった。facebookの登場に見られるように。

もちろん、googleが帝国化すると、独占の弊害が起こっただろう。
ただ、プラットフォームが一つ、というのはコンテンツを提供する側からすると、余計なマーケティングはあまり必要ではなくて、ただただ、質の高いコンテンツを、いやもっと言えば、google様のアルゴリズムに適合するようなコンテンツを作ることに集中すれば、それで済んだわけだ。

ところが、プラットフォームが分断されると、また、新しいプラットフォームの使い方としてのマーケティング戦術が復活する。

で、それこそがマーケティングだ、みたいな本が本屋にたくさん並んで、また新しいラットレースに僕らは乗せられることになる。

結局、振り子はどの世界でも働くものなんだ。
そうしてしばらくすると、振り子はまた揺り戻されることになる。

だから、「新しい時代になった!」などという戯言に簡単に乗せられてはいけない。

そういや90年代終わりに、ニュー・エコノミーなどと言って、人類は景気変動を克服した!とまでのたまっていた輩がいたなぁ。遠い目。

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2011年06月30日

ネットワーク効果に敗北

えー、最近になってようやく、facebookのアカウントをとりました。
前から作ったほうがいいかなと思っていたのですが、ブログに事務所WEBにtwitterにと、プラットフォームばかり増えて、肝心のコンテンツをきちんと書く時間を確保できていない(というより優先度を下げていた)なかで、さらにfacebook?と思っていたわけです。

最近ブログをアップしていなかった理由はいくつかあります。
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2009年10月05日

Twitterの価値を整理してみた

Twitterの役割って、当初ミニブログだろ?と思っていましたが、違いました。

1番の価値は、自分カスタマイズのニュースロール。
My Bloomberg、マイQuickみたいな。
それが、一般ニュースではなくて、自分が気になる人の情報、あるいはその人が気になる情報が流れてくる。
自分がつぶやくのは、情報の融通のしあい、みたいな。
ブログもそうだけどリアルタイム感が違う。

2番目は、気軽だけど緊張感ある対話や議論の場。
ブログでの議論は、リアルタイムというわけにはいかない。
SNSはとかく馴れ合いになりがち。twitterのほうが緊張感ある。(SNSファンのかたごめんなさい。)
下手コクと火傷するんで心してかかれ、というほどではないですが。
SNSは、いい悪い含めてコミュニティが明確に整理されてますね。
要は使いようか。

3番目、これ書き手からしてだが、ブログは自分の立ち位置の傾向が見える(書けないことも多いけど)、Twitterは自分のコミュニケーションの傾向が見える。問題点も含めて。
これ意外に大きな価値。

4番目が告知メディアかなぁ。

5番目は過去ログの利用。これはブログのほうが優れているかも。(情報量多いから)

Twitter、色んな文化圏がカオスに折り重なってますね。
コミュニティーのようにきっちりした「圏」の整理がされていないところが、動的平衡な感じがして面白い。

とりあえずの整理。

PS.Twitterのフォロワーのかたに教えてもらいました。6番目の価値として、炎上しにくい、ということがあるようですね。
piro1118さん、ありがとうございます!

参考サイト、「鳩山ご飯、店の候補は他にどこがあったか」

こういう感じで情報がブラッシュアップされていくのは、素晴らしいしありがたいです。

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2008年06月19日

おい、勝手にいらん広告を人様に送りつけるのはやめてくれ

僕はGREEをこのブログにリンクしている。
で、自分のGREE見て驚いた。

なんと自分が書いてもいないエントリーがアップされている。
よく見たらRSS広告だ。

僕のブログをRSS登録していただいていた方々、迷惑だったならごめんなさい。
解除設定しましたので、もう広告が飛ぶことはありません。


しかし、俺の知らんところで、勝手に広告を人様に送りつけるのはやめてくれ。
実に余計な御世話。
アフィやりたかったら自分でやるっての、全く。
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2008年03月05日

mixiの利用規約変更って

外部ブログにリンクしている場合はどうするんだろう?

そもそも勝手に人の日記をmixiがどうこうできるようになるわけではないと思うが。それは法律うんぬんの問題でなく、そんなことをしたら自分で自分の首を絞めることになるから。
ラベル:mixi ミクシィ
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2007年09月25日

MVNO、やっぱり・・

先日書いたエントリー「石野純也『モバゲータウンがすごい理由』」の追記。

まとめの最後に、今後のケータイの可能性としてのMVNOに対する疑問をチラと書きました。
別に僕はケータイにも通信にも詳しくはないですが、ビジネスモデルとして成立しにくいんでないかなーと感じましたので。

で、その後、米国ではMVNOがうまくいっていない、という記事を発見。
Tech Mom from Silicon Valley - 死屍累々、アメリカのMVNO

その関連記事
Tech Mom from Silicon Valley -「アイピーモバイル」、「パイレーツ・オブ・カリビアン」と「テレコム大航海時代」


通信・モバイルがらみで示唆が多い記事を書かれるので、いつも読ませていただいています。
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2007年09月19日

石野純也「モバゲータウンがすごい理由」




「ケータイの」ネット世界の様相を説明してくれる本。
「ケータイの」とわざわざ書いたのは、PCのネット世界とは別の世界が広がっているから。
「ケータイ世代」がより大きな購買力を持つようになる近未来、マーケティング的にもケータイのWeb世界を無視することはできなくなるだろう。
(そのまた下の世代は「両刀使い」らしいが)


以下、メモ書き。→以下は牟田の考え&疑問。

ケータイの現状
○ネットの世界=PCの世界、という図式は大間違い

○ケータイのコンテンツは、パケット定額制の普及で劇的に進化している

○公式サイト=キャリアの課金代行を活かせる、勝手サイト=課金代行を使えないので広告モデル、キャリアとコンテンツ・プロバイダが一体化する「超」公式サイト=キャリアによるブランド貸し&コンテンツ・プロバイダによるOEM、キャリアによる代金回収

○ケータイはケータイならではの制約と長所があるので、専用コンテンツに特化したほうが今のところいい

○ケータイおよびケータイ・ネットの特徴:画面の大きさ、タッチキー、ユーザーの年齢層の違い、ユーザーの使用頻度・使用時間帯の違い、アクセスのしやすさ(例えば検索、音楽ダウンロード)、画像との親和性(例えば、オークションではこれが活きている)、

○端末IDが明確なので、PCの世界よりもガバナンスが利いている

ケータイの近未来像
○ケータイのおサイフ化(キャッシュカード化)で課金代行の魅力が下がる
→ネットと金融の親和性がモバイルでも発揮される

○ケータイのコンシェルジュ化(PCではユーザーの行動(生活?)までは追えないが、ケータイでは買い物の履歴や位置情報まで追える)
→誰が追う?キャリア?キャリアの力増す?

○ケータイに無線LAN搭載
→IP電話化?キャリアの力低下する?

○新規参入の一形態としてのMVNO(Mobile Virtual Network Operator)=キャリアが回線を、事業者がブランドを提供し、事業者がキャリア化(例、ヴァージン・モバイル、ディズニー)
→これには事業者側の圧倒的なブランドが必要。事業者がキャリア化までする必要はないような…



率直な感想として、この本、わかりやすく整理できているとは言い難い。目次等から察するに、ケータイのコンテンツビジネスがどう変わっているのか、それはどのように発展してきたのか、将来はどのようになるのか、これらにキャリアやコンテンツプロバイダといった各レイヤーのプレーヤーが(端末メーカーは含まず)どう関わっているのか、なぜ特にモバゲータウンを運営するDeNAが成功しているのか、について整理することを企図したと思われるが、惜しむらくは、もっと「絵に描いて」もらえれば…。新書では紙面の都合上、無理だったのかもしれないが。

それでも、ケータイの世界について、上記のように多くの気づきを与えてくれたのは事実。あとは、本書が教えてくれるように「使ってみるべし」なのだが、今のところPCのweb世界を差し置いてまで、ケータイのWeb世界に浸る気が起きない。電車内でまでゲームをしたいと思わないし、携帯でしこしこ文章書く気になれないし、オークションでお手軽に売りたい物も無い僕は、紛れもない「オジサン」だな。
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2007年09月05日

田坂広志「これから何が起こるのか」

これから何が起こるのか、というよりも、今何が起こっているか、を整理した感じだが、その整理が秀逸。

特に前半は、Webの進化とともに、ビジネスや生活がどう変わっているかを、見事に整理している。
さらに、日本語の使い方が本当にお上手。平易な文章を使い、意味を集約させた適格な単語をちりばめる。
(今読んでいる別の本が、情報の価値は高いのだが実に読みにくい本なので、余計田坂氏の日本語力を感じずにいられない。)

たとえば、「web革命」。これを、革命の文字通り「権力の移行」ととらえる。
すなわち、web革命とは消費者に権力が移行すること、と整理する。
だから、ビジネスは「売る」行為から、「ライフスタイルの提案」にまで昇華する、と。
実に腹の底に落ちる表現。

たとえば、商品間の競争から、「商品生態系」間の競争になる。


また、ヘーゲルの弁証法を実にタイミングよく持ち出して、現在進行形で起こっている世の変化を説明する。
例えば、主客融合→対立物の相互浸透→対立物の統一による矛盾の止揚。
分かる人は、なるほど!とコブシを手のひらに打ちつけるに違いない。
(分からない人も、読んでいただければ分かります。)

自分自身が感じているいくつかの変化が、有機的かつロジカルにつながった本。

唯一、すっきりつながらなかったのが、「だからこれからは日本型資本主義」という点。
今後の展開としての、ボランタリーでネットワーク重視の経済、には納得だが、それを「日本的」と整理していいものか。それとは対極的なことが多々見受けられるのも「日本的」なような気がするのだが。



PS.お知り合いのhirakunさんも同著の紹介をされていたのでTB打ちました。
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2007年08月28日

Web2.0の本質

Web2.0の本質は結局、「情報の需給バランスの変化」だと思う。
この場合の情報には、知識だけでなく、言葉や絵で伝え得る知恵・ノウハウ、コンテンツ、映像や音などを通した感性、なども含まれる。

結果、情報そのものの価値は低下し、情報の需要者へと価値が移行する。
同時に、需要者側を向いた中間業者にも価値が移行する。
需要者側を向いた中間業者とは、例えば、的確な情報へのアクセス提供者など。
(googleは典型。)

必然的に、プロの情報提供者のとれる付加価値は低下する。


もうひとつの本質は、「情報の需要者と情報の供給者の境がなくなること」。
情報の需要者が情報の供給者に容易になれるとともに、情報の供給者が情報の需要者に容易になれる、ということ。

情報の供給者間、需要者間でのフィードバックのみならず、情報の供給者と需要者間でのフィードバックも容易に行われることを意味する。
(典型的には、所謂、プロシューマの出現)


そして、「情報の需給」の前後には、リアルの需給がある。
(例えば、商品情報の前には、リアルの商品開発があり、商品情報の後には、リアルの商品購買がある)

つまり、情報の需給バランスの変化は、必然的に、リアルの世界の需給バランスの変化ももたらしうる。

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2006年08月02日

ロングテール

自分のブログのアクセス解析を見ると、ネットの世界が見事なロング・テールであることを、垣間見ることができる。
トップページにアクセスが集中し、新しい記事がそれに続き、そして最終的にアクセス1件の記事が多数続く。

リアル世界はパレートの法則(80:20の法則)が成り立つ。
少数の人が大多数の利益を稼ぎ出す。
少数の人に多くの富が集中する。
少数の事柄を改善することで、大きく生産性がアップする。
少数のCDが売上の多くを占める。
・・

しかし、ネットの世界はロングテール。
アクセス件数で言えば、アクセス1件の記事が無数存在し、それらを合わせると、アクセスが集中する数個の記事のアクセス数に匹敵する。
アマゾンの売上の3〜4割は、リアル書店が在庫を持たない、いわゆる売れない本らしい。
実社会では無視される存在。

なぜネットではロングテールになるのか。
カギは、「検索エンジン」と「コスト」。

検索エンジンというテクノロジーが、いかなる商品でも需要と供給のマッチングをする。

そして、リアル世界では在庫コストがまかなえないので取り扱えない商品が、ネット上にリストアップするだけならコストゼロ。
しかも売れないものは需要が少ないが、それ以上に競争も少ないので、売れた場合は利幅が大きくなる可能性がある。

検索エンジンのおかげで「痒いところに手が届き」、「塵も積もれば山となって」、取るに足りないものでも稼げるようになる。

ニッチ、オリジナリティ、独特、風変わり、変・・・が報われる世界。
posted by nao at 18:07| Comment(0) | TrackBack(1) | ネット・web | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

個人の法人化

先週号のアエラに、「覚醒せよ!サラリーマン」なる特集が組まれていた。
内容は、サラリーマンが個々で法人化すれば、節税できるって話。
会社とは雇用契約を結ぶのではなく、業務委託契約を結ぶというもの。
仕事自体はなんら変わらない。
法人化することで節税できるし、納税意識が高まって政治への関心も高まるし、自分に責任を持つようになる、ってな内容。

僕が思うに、それに加えて、自分の能力を今勤めている会社の仕事のみに限定する必要がなくなるってことも、個人が独立するメリットとしてあると思う。

僕が会社を辞めて個人事務所を作った理由の一つがそれ。
別に会社を辞める必要はないだろうが、会社の仕事に齟齬を来たさない範囲で、それ以外の仕事をして社会に価値を提供するのはよいことだと思う。
個人の能力を会社の仕事だけに閉じ込めておく必要は、全然ない。

会社で暇な待ち時間とか、会社の仕事だけでは物足りないとか、仕事とは関係ないけど実はこういうアイデアがある、なんて思いを抱いている人、結構いるのでは?
もし余裕があって、価値ある仕事が他にできれば、それに越したことはない。

今は多少変わってきているとはいえ、基本的に、サラリーマンは時間を会社に切り売りする。
でも、個人で法人化すれば、成果を会社に売る。
時間の使い方は個人の自由。
仕事間で職業倫理上まずいことにならない限り、今やっている仕事以外の仕事で自分の能力を生かせる余裕があるなら、そうすべきだ。
別の仕事をやることで、現在の仕事に活かされることも少なからずあるはず。
(会社側はそういうふうには考えない場合が多そうだが。)

幸い、現在はネットの発達で、個人が使えるネットワークは飛躍的に拡大した。
会社という組織に時間を切り売りするメリットは次第に低下しつつある。
会社組織にするメリットは、分業のしやすさ、情報共有、組織の知恵(一人の天才よりも大人数の考えを集めたほうが、より真実に近づく)、間接部門の統合などがあると思うが、職種によっては、個人間のネットワークで充分代替できるようになってきた。
逆に、組織に仕事を縛られるデメリットのほうが大きくなってくるかもしれない。

節税もいいけど、もっと時代の流れとして、個人(あるいは小規模組織)の活躍できる可能性が拡大しつつあると思う。
ゲームのルールが変わったのだ。

PS 但し、個人や小規模組織にすれば有利になるという話ではありません。
そこでも競争はあるわけなので。
これはまた別のエッセイにて。
posted by nao at 17:45| Comment(2) | TrackBack(1) | ネット・web | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

変容を迫られる株ブローカレッジ・ビジネス

ネット証券が相次いで手数料引き下げている。
一時期落ち着いたかに見えた手数料競争は、まだ終わっていない。

株の一般投資家向けブローカレッジ・ビジネスは、ネットの登場で否応なく変容を迫られる。
それは、顧客セグメントを明確に分け、単に株取引のプラットフォームを安い手数料で提供するビジネスと、充実した情報を中心としたサービスをそれなりの手数料をいただいて提供するビジネス、に二極化する(もうひとつ加えるとしたら、富裕層向けに手取り足取りの一任勘定ビジネス)、という方向。
中途半端は儲からない。
そして、単なるプラットフォーム提供ビジネスは、それが独占という形態でない限り、価格競争に陥るのは必然。

情報はいらない、株取引のプラットフォームだけほしい、って客にとっては、手数料は安いほうがいいに決まっており、しかもその提供者側は取引システムさえ整えれば誰でもできるって代物だから、必然的に手数料競争に陥らざるを得ない。
本当は、投資判断モデル提供など少し質の高い顧客インターフェイスを提供するなど、工夫して差別化できることは色々あると思う。
しかし、現在のところ、ネット証券側はそこまで行っていないし、そもそも一般投資家側もそこまでのリテラシーをまだ持ち合わせていない。
(ネット証券が啓蒙すればいいのだけれど、そこへの投資が正当化されるほど儲かるビジネスではないのかな?)
さらに、もっと究極を言えば、取引システムが円滑に機能するならば、取引所側にシステムを置いて管理すればいいわけで、別に証券会社が仲介する必要もなくなると思うんだが。
ま、要は誰でも提供できるプラットフォーム提供ビジネスは、薄利のボリュームビジネスにならざるを得ないということ。

一方で、金を払ってもいいから、充実した投資情報サービスを受けたい、って層もまた存在する。
その際、情報を提供する側は、「情報」提供から「分析」提供に重きを置かざるを得なくなる。それまで証券会社のアナリストは、情報源へアクセスが容易にできる立場にある、という優位性を持っていたけれども、今やネットの普及と情報開示の充実で、単に情報へアクセスができるという特権の価値はどんどん低下している。
今後ますます、分析力が勝負の決め手となる。
(まあ、そうは言っても、未だに早耳情報で勝負できているアナリストが存在するのも事実なんですが。機関投資家、そういうの大好きだからなー。)
アナリストは、本来のアナライズする能力が問われるようになり、顧客に直接相対する営業マンは、当然、そのアナライズされたものを理解し噛み砕いて顧客に説明する能力を問われるようになる。

ということの当然の帰結として、証券会社は現在のような大量の営業マンを抱えておくことはなくなる。単に株をはめこむだけの中途半端な営業マンはまるで必要でなくなる。

以前いた会社、こうした観点からは明らかに逸れつつあったので(詳しくは書けませんが)、アナリストのあるべき方向、営業マンのあるべき方向を提言したことがあるが、その後方針が転換されたかどうかは知りません。
まあ今は儲かってるから、変わってないだろうな。
もっと頭使って、いい会社になるようにがんばってほしいなぁ。

かなり上から目線だな。
posted by nao at 20:01| Comment(0) | TrackBack(1) | ネット・web | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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