2008年04月02日

ユーロ安、ユーロ高の理由

最近の動向というより、もっと長い話。

ユーロが発足して数年は、ユーロがやたら安くなった時期で、そのときの説明は「新興の弱小国が入ってくるから弱い」と説明されていた。
今はユーロが強くて、その理由は「可能性のある新興国が入ってくるから強い」と説明されている。
同じ理由が、ユーロ安、ユーロ高の説明に使われているなんてなんか変ですねー。
結局、どちらも正しくて、どちらも間違い。

基本的には、新興国で成長の可能性のある国は、通貨が高くなる。
一方で、落ちぶれていく国が参加すると、通貨安要因。
つまり、そのときの経済状況ではなく、その後の方向性が第一のキー。
新興国の参入は「落ちぶれていく国」でない限り、ユーロ高要因。
ただ、参入時の交換レートがあまりに新興国通貨に割高で、ユーロ側に割安な場合は、ユーロを押し上げるまでに時間がかかる場合がある。
つまり、もうひとつのキーは、ユーロ参加時の現地通貨とユーロの交換レートが割高か割安か、ということ。

そこまできちんと見てユーロを語っている人は、いたら教えてください。

もちろん、これだけで決まるわけではないですよ。
それぞれの国での、インフレ率や経常収支、資本移動の自由なんかにも依存するので。



ところで、ユーロ圏内の景気連動の問題は解決したんですかね?
(いわゆる不揃いの林檎たちを一つの政策金利でコントロールするってやつ)
posted by nao at 06:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済(学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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