2007年12月29日

高校バスケ、おもれ〜 ウィンターカップ2007

wintercup2007.JPG

毎年恒例となっているウィンターカップ観戦。
男子準決勝の能代VS洛南、福岡第一VS明成を観てきたが、この日は女子の3決、決勝もあってか、満員。3階席でさえ空席をすぐには見つけられず、女子決勝の後、応援席の近くで席が空くのを待ってようやく席を確保するほどの盛況ぶり。
仮設を含めると、約10,000の観客席がこんな状態だから、ウィンターカップ人気は相変わらず。JBLやWJBLがプレイオフでようやく、代々木第2(たぶん3000ぐらい)を満席にするのを考えると、すごいことだ。
ヒントは隠されているはずだが…
おそらくキーワードは「応援」。詳しくは、一年前のエントリ「bjリーグは盆踊りとウインターカップを見習え」を。

僕がウィンターカップを好きな理由は、
・レベルが近いから参考になる
・とはいえ、時折、高校生とは思えないすばらしいプレーが飛び出す
・一戦必勝だから、とにかく必死でいい試合をする
・各校の応援が場を盛り上げる
と言ったところ。


さて、準決勝の感想だが、洛南の完成度に驚いた。
オフェンスでの「合わせ」がすばらしい。ボールマン以外が必ず「合わせ」のために動く。だから兎に角パスが有機的に繋がる。
スペースを広く取って、ポジション関係なく合わせてくる。
これではいくら能代のディフェンスがよくても抑えきれない。
こんな完成度は、上のレベルでもあまり見ない。
やはりバスケのオフェンスは、ボールを「持っていない人」が重要だと、改めて認識。
一昨年前までのJALもパッシング・オフェンスだったが、あちらはシステム。決まりごと。
こちらは、ディフェンスをよく見て自由に合わせてくるという意味で「有機的」。
すごい子達だ。指導者がすごいのか。

対して能代のオフェンスは、例年通り、1on1が基本。しかも、例年は割りと5人均等に攻めるのだが、今年は5番の子と7番の子が図抜けているらしく、攻めが彼らに偏りすぎ。
単発一対一と有機的なパスのつながりじゃ、バスケの質が違う。途中、能代5番の子が足を痛めて出場できなくなったことも痛かったが、それでも洛南の勝利は堅かった気がする。個々の能力は、もしかしたら能代の方が上だったようにも見えるけど。
アシスト数が22vs6というのがすべてを物語る。30点差で洛南の勝利。


もう一試合は、福岡第一VS明成。
「ワルVS優等生」という表現がピッタリ。まず、バスパンの長さが違う(笑)。福岡第一が今どき流行りのストリート並の長パンなのに対し、明成は今どき珍しい短いパンツ。プレースタイルもそのまんま。類まれなるボールハンドリング能力を持った14番が、早川ジミーを中心とした才能あふれる強気なワルたちをうまくコントロールする福岡第一。対して、とにかく真面目に練習してきたのがよくわかる驚異的なシュート力とステップの豊富さ、献身的なパスやルーズで対抗する明成。白熱の大接戦を演じたが、早川ジミーの3P5分の5を含む32得点の爆発もあって、2点差でワルの勝ち。

洛南が今日のような完成度を見せ付けたら、いくらインサイドに分がある福岡第一といえど…という印象を持った。
が、案の定、今日、洛南が優勝しましたとさ。
でも78vs73なので、福岡第一はよく頑張った。特に、14番の並里君は、小さいけど強気のリード、決勝でも、負けていると見るや3Qに自ら点を取りに行く姿勢がBox scoreから見て取れます。PGの鏡。4年前の福岡大大濠の竹野に似てるなぁ。竹野の方がシュートはよく入ったかもしれないけど。


高校バスケ、相変わらずおもしれ〜
JBLもbjも外国人に頼ってばかりいないで、強気でガンガンいく日本人とか出てきてくれないかなー。
もしくは、洛南にオフェンス習ってきて。


PS.女子はスクリーンでリプレイをチラ見しただけだけど、桜花のPG佐藤詩織の今後に注目。すごいパスセンスを持っているのがワンプレーだけでもわかった。

posted by nao at 23:12| Comment(2) | TrackBack(0) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ワルってゆう表現やめろ!ぼけが!
Posted by 福岡 at 2013年04月20日 23:47
あなたの講評を見て、DVDが見たくなりました。

問い合わせしてみようかな・・
Posted by あ at 2013年06月24日 23:02
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