2009年12月29日

ユニクロはヒートテックをこう作るのはどうだろう?

ユニクロのヒートテックがまた品薄状態のようだ。
これで3年連続ぐらい?

僕もヒートテックを3枚持っている。
ただ、着る頻度は、一番新しく買ったものが一番少なく、前の2タイプのほうをよく着る。
当然、新しいものほど研究開発して改善しているのだろうが、僕はプロトタイプのほうが好きだ。
というより、新型はできれば着たくない。

確かに、新型の方が素材が柔らかく、保温性も高く、9分丈の袖口が余裕をもって作られている。
プロトタイプの袖口は、袖が短いのにゴムがきつめなため、やや肩がこる感じがする。
それでも僕は、プロトタイプのほうがいい。

結論を言えば、新型は僕の体質に合わないのだ。
僕は寒がりのくせに、基礎代謝が高いためか動けばすぐに暖かくなるし、食べればすぐに暑くなるし、基本的には汗かきだ。
新型は、保温性はプロトタイプよりもいいのだが、どうも吸湿性が悪い気がする。
僕の場合、新型だと、保温性が良すぎるために、ちょっと動いたり食べたりしただけで暑くなり、それがしばらく収まらない。ちょっと不快なぐらい。
吸湿性がそうでもないので、特に脇のあたりが気になるのだ。

保温という点では、素材よりも作りで充分カバーできるので、プロトタイプでも大丈夫。

そういうわけで、ヒートテックは、袖口や腕から脇にかけての伸縮性では新型のほうがいいのだが、どうも体質に合わないので旧型を着てしまうのだ。

ユニクロさん、こういうのはどうだろう?
今は、素材や作りは統一、「サイズ」と「色」という2軸で、製品バリエーションをそろえていらっしゃるが、そこに「体質」という新たな軸を入れてみるのはどうだろう?

つまり、Mサイズの白のヒートテックなんだが、「汗かきな人」「普通の人」「寒がりで汗をかかない人」みたいな製品ラインナップがある、という提案。

インナーシャツのような機能服の場合、デザインという軸は必要ないのだから、繊維素材でバリエーションを広げる。

ユニクロの強みは色々あるだろう。経営が見ている目線が高く、それを着実に実現する実行力もある。その他にも、SPA(製造小売り)というビジネスモデルとトライ&エラーの回転率、があると個人的には思っている。
SPAだからこそ、スピード感を持って素材まで差別化することができるわけだから、「体質」で品ぞろえする、ということも一考されてはどうかなと思う。

別にこれはヒートテックに限ったことではない。
消費者ニーズにきめ細かく対応する、というのは一つの流れだと思う。
デザインやサイズ、色の他にも消費者ニーズの切り口はあるはず。
その点、「体質」でバリエーションを持たせるのは、素材という源流にもスピード感とこだわりを両立できるSPAの競争力になるのではないかと、おせっかいながら妄想している。

ちなみに、柳井さんの最新刊を読むと、ファーストリテイリングのトライ&エラーの回転率がどのように生み出されているのか、垣間見ることができる。(むーん、これ改めて書評すっかな)
ファーストリテイリングは、経営の観点から見ても投資の観点から見ても、実にいい素材。
つまり、「今」どういう企業なのか、ではなくて、「将来」どういう企業になることを目指しているのか、それを実現できる企業なのか、その実行力を生み出せる企業なのか、そういうことを判断する上でとてもいい素材なのだ。

ぜひ日本には少ない、製造業以外で世界市場で勝負できる企業になってほしいと思う。





posted by nao at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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