2009年08月18日

酒井法子とガバナンスと監査報酬

のりピーの一件は、ショックですね。
実は、昨日紹介した「『婚活vs恋愛』で考える投資学」の原稿の最後は、当初、「酒井法子さんも矢田亜希子さんも、旦那さんがおクスリで逮捕されるなんて同情を禁じえませんが、パートナーが道を外れないように見ていてあげることも必要だったのでしょう。それこそがガバナンスです。」なんていう原稿になっていたわけですが、急転直下。押尾学のほうは何だかヤバいことになってバックにはニュースも流せないほどムニャムニャ‥、のりピーのほうはご自身が使用していたというわけで、原稿を書き変える羽目に。

のりピー、最近目が落ちくぼんできたなー、さすがののりピーもトシなのかなーなんて思っていたのですが、そういうことだったんですね。
しかし、なんだろうなー、責める気持ちよりも、同情の念を禁じえません。イキがって手を出したというより、それ以外幸せを見つける方法を知らなかったのかな、という痛々しさというか。悪いことには間違いないんですが。

「進化しすぎた脳」「単純な脳、複雑な『私』」などを書いた、今売れっ子の脳科学者である池谷裕二さんの記事を読みましたが、人は快感を腹側被蓋野(テグメンタ)と呼ばれる脳部位で感じるそうです。
ある基準に対して、それ以上の刺激が来ると、テグメンタが活性化して快感を感じます。しかしすぐに刺激に順応して反応率が低下してしまうという特徴があります。
同じ摂取量では快感を得られなくなるのです。
ようするに、一旦手を出すと、どんどん量を増やしていかないと満足できないので、確実に地獄行きが待っているというわけです。
何が恐ろしいって、ダイエット薬とかいって最初無料で配る輩がいるらしいということですね。

ちなみに、池谷さんによると、お金もこのテグメンタを刺激するらしいです。
稼ぐこと自体に快感を感じると、際限がなくなる、というわけです。
社会に価値を提供したご褒美としてのリターンは存分に得てもいいと思いますが、金稼ぎが目的になると・・
道を踏み外した形で稼がないように、ガバナンスが必要ですね。
人間そんなに強くないなら、強くなくても道を外さない体制を整えておくべきってことですね。

こんなとき、いつも思い出すのが、企業から監査報酬をもらってその企業を監査する体制・・。
(SECみたいな第3者あるいは、市場自体が企業からあらかじめみかじめ料をとって、そこが監査法人に報酬を払えばいいと思うのですが)

要は、「仕組みは性悪説で作っとけ」ってことですね。
タグ:金融
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