2009年04月07日

忘れられないの‥ 〜チップ・ハース、ダン・ハース「アイデアのちから Made to Stick」

解説に、勝間和代さんが登場する。(日本中を埋め尽くす気だ、きっと)
彼女が指摘しているように、この本は、マルコム・グラッドウェル「急に売れ始めるにはワケがある The Tipping Point」の後継に当たるような本。
グラッドウェルは、社会現象を引き起こすのに必要な条件として、少数の目利きに浸透すること、記憶に粘ること、背景が味方すること、の3点とした。この2番目の記憶に粘るには、ではどうしたらいいか、ということが語られているのが、本著。
だから、邦訳タイトルの「アイデアのちから」というよりは、「アイデアが力を持つにはどうしたらいいか」というほうが正しい。原タイトルは、「(相手の脳に)粘るように作れ!」という意味だ。

で、肝心のstickyになるための条件。
それは、SUCCESsを満たせ、ということ。

Simple 単純明快である
Unexpected 意外性がある
Concrete 具体的である
Credentialed 信頼性がある
Emotional 感情に訴える
Story 物語性がある

まったく、この条件そのものが、ニクいほどSticky。
そして、各条件について、「単純で」「意外性があり」「具体的な」「感情に訴える」「物語」が登場するので、彼らのアイデアを「信頼」できる。

例えば、最初に登場するエピソードは、例の「氷風呂の腎臓狩り」。
やられた。Stickyこの上ない話。
これがなぜ強烈に脳に刻まれて、何年たっても忘れない、いや忘れられないのか、上記条件を見合わせると、納得。

では、それぞれの条件を確立するためのキーは…?
これ以上は本著でご確認。
相手の脳みそに粘着させたい人は、ぜひどうぞ。




タグ:書評 経営
posted by nao at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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